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2017年03月03日(金)

曽我梅林散策

小田原の名産として有名な梅。この時期(期間 平成29年2月4日〜3月5日)小田原梅まつりが開催されています。今回は3箇所ある会場の中の別所会場(別所梅林)を散策してきました。 

当日はお昼前に自宅をでて、別所会場には自転車で向かいました。少し肌寒さがありましたが風もなくいい天気です。会場に着くと多くの観光客の方で賑わっていました。 

まず向かったのは総合案内所で、この時期の見ごろの梅を教えていただきました。今の時期(2月25日)は白加賀や枝垂れ梅が見ごろだそうです。枝垂れ梅のスポットを教えてもらい案内図を片手に早速、梅を観賞に行きます。様々な色の梅が咲き誇っています。梅林には主に、十郎梅(梅干し専用)・白加賀(梅ジュース、梅エキス、梅酒などの加工用)・南高(梅干し、加工兼用)・枝垂れ梅(観賞用)があるそうです。

また、梅の開花は十郎→ 南高・枝垂れ →白加賀の順番に咲くようです。うめの里食堂でお昼を済ませた後、案内図を見ると見晴台を見つけました。富士山や相模湾、箱根連山を一望できるスポットだそうです。富士山と梅林の景色を見に足をのばしてみたいと思います。


梅林を抜けて県道72号線を渡ると大山道の横に、二宮尊徳遺髪塚がありました。


案内板には「尊徳の母の実家である川久保家では母の兄である太兵衛の代に家運が傾いた。そこで、尊徳は太兵衛の3人の子どもに無利息の報徳金を貸与して再興させた。3人の息子の中で民次郎がもっとも成果をあげたので川久保家を継ぎ、その民次郎の遺言により孫の興三郎がこの遺髪塚を建てた」と書かれていました。


3月12日は、第30回小田原尊徳マラソン大会です。(この日、私はボランティアで参加します)遺髪塚を前に、尊徳の歴史の一つを知る事ができ、ボランティアのやる気も出てきました!


では見晴台を目指して行きます。入口は2箇所あり、私は大口入口から入りたかったのですが、入口が分からず付近の売店の方にお聞きしました。(目印の写真を掲載しておきます)


 
ここから20分ほどの坂道を登って行きます。10分くらい歩いた途中からでも相模湾や梅林全体を眼下に見ることができ気持ちが良いものです。ただ、残念ながら箱根連山に雲がかかっていて富士山を眺めることはできませんでした。見晴台まで行くか悩みましたが、折角なので、最後まで行って見ることにしました。見晴台に着くと更に眺めの良い景色が展望できます。しばらくベンチに座って景色を眺めました。
来年は2月上旬頃に来て十郎を見たいと思いを馳せながら、見晴台を下ると祭囃子の音色が聞こえてきました。梅の木には鶯がいて、いよいよ春の訪れを感じる季節となってきました。
小田原では、梅に続いて、桜まつりが3月下旬から開催されます。是非、小田原に春の訪れを感じに来てみてはいかがでしょうか。


小田原桜まつりについて詳細は、小田原公式ホームページをご覧ください。
https://conv.bingocms.tech/kanko/Flower/odawarasakura2017.html

2017/03/03 14:57 | 季節

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