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2021年08月04日(水)

さようなら 小田原市民会館

この光景も見納めこの光景も見納め
7月31日をもって小田原市民会館が59年の歴史に幕を下ろしました。

小田原市民となって四半世紀、小田原フィルハーモニー交響楽団や小田原ジュニア弦楽合奏団、小田原文化サポーターなど数々のご縁を通して利用させてもらい、自分の生活の中に深く根ざしていました。一連の閉館記念イベントで当館が果たしてきた役割をアーカイブで知るにつけ、このたびの閉館は残念でなりませんが、ラストデーには300人を超えるお客様が来場されました。
本館の壁面やホールの音響反射板は、7日24日と31日の二日間にわたって開催され、多くの方が参加した館内ペイントで埋まり、メッセージを読んでいくと数々の思い出がうかがえました。最後を飾った白井彩さんのチェロ演奏後はお客様も舞台に上がっての記念撮影、その後はもう一筆書き込んだり談笑したり歌ったりと名残を惜しみ、お別れを告げていらっしゃいました。
20時のお知らせでお客様をお見送りした後はひっそりと静まり返りましたが、多くの人に見守られた温かい最後だったと思います。
私も小田原文化サポーター、レセプショニストとして過ごすことができ、恩返しができたような気がします。

9月からはあたらしい文化芸術の拠点「小田原三の丸ホール」が開館します、市民会館で活動していた皆さんはもちろん、小田原で文化活動をするすべての皆さんが歩みを止めることなく、すぐまた活き活きとスポットライトを浴びる日が待たれます。

(じんちゃん)

2021/08/04 13:36 | その他

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