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2021年12月22日(水)

近藤弘明「幻華」展 PartⅠ

(写真1)近藤弘明「幻華」展チラシ(写真1)近藤弘明「幻華」展チラシ
 12月8日から19日まで、小田原・三の丸ホール1階の展示室で『近藤弘明「幻華」展』が開催されました(写真1)。小田原市が主催し、おだわらミュージアムプロジェクトとグループ「想」が協力しました。小田原に住んでいる人でも、日本画家・近藤弘明の名を知っている人は、それほど多くはないかもしれません。1976年(昭和51)52歳で東京板橋区から小田原へ転居して板橋に「寂静居」を建て、アトリエを設けました。2015年(平成27)90歳で亡くなるまで、そのアトリエで創作活動を続けられ、多くの弟子を育てられました。

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2021/12/22 13:52 | 美術

2019年11月27日(水)

第18回フォトクラブ画像館写真展が開催

会場の様子(写真1)会場の様子(写真1)
 暦の上で秋から冬に変わったこの時期、自然が醸し出す草花、木々、風景が素晴らしい景色となるこの時を捉えてフォトクラブ画像館写真展が開催されました。この写真展を観賞する機会を得たので、レポートします。

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2019/11/27 11:34 | 美術

2019年06月17日(月)

西湘春秋会 書作展

西湘春秋会 書作展西湘春秋会 書作展
 西湘春秋会主催、書道春秋社後援の『第30回書作展』は、令和元年5月24日(金)~5月26日(日)の午前10時~午後5時まで、小田原市民会館2階展示室にて開催されました。この会は、『書道春秋社』に在籍した各支部長を軸に昭和60年に設立された、書を通じ研鑚を重ねると共に親睦を深める目的の小田原地方書道団体です。第1回目の書作展は平成2年に開催され、展示会の特徴は、皆さんが書きたい作品を出展するため、過去には独自の書風で、歌謡曲の歌詞を書にして出展されたというエピソードも残る書作展のようです。
 紹介作品は軸装(掛け軸)写真ばかりになってしまいましたが、四季を感じられ、書体は変化のあるものに絞ってみました。

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2019/06/17 13:12 | 美術

2019年03月15日(金)

『論語』の言葉書展が開催

作品展示風景作品展示風景
 現在、岩越豊雄氏主宰の寺子屋「石塾」熟成と論語の一節を各種書体で示す発表展示会が行われています。筆者は論語の一節を読み一時を過ごすことがある関係から、この発表展示会に出掛けたのでレポートします。

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2019/03/15 18:08 | 美術

2018年10月22日(月)

仏像を彫る教室の仏像展

開催案内開催案内
 秋の気配を感じ爽快な気分を楽しむために大雄山最乗寺に出掛けました。偶々最乗寺の尚宝殿(宝物殿)にて「仏像を彫る教室」の仏像展が開催されていました。興味もありこの仏像展を拝見しましたのでレポートします。

1.仏像展の開催案内
 9月大祭特別行事
 大雄山仏像を彫る教室 仏像展
 期間 9月22日~10月13日

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2018/10/22 13:08 | 美術

2018年06月21日(木)

『ギャラリー碧(へき)』

小田原市曽比在住の女流画家豊島シズ枝さんが、「絵を身近に感じてもらいたい」との思いにより、2018年3月から自宅にあるギャラリーで個展を開かれています。

開催日:毎月1日~10日
時 間:午前10時~午後6時
入場料:無料

4回目になる6月ギャラリーを訪れてみました。
作品はサムホールから50号の大小合わせた30点ほどでした。

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2018/06/21 15:58 | 美術

2017年11月17日(金)

「よみがえる市民会館の絵画たち」展

展覧会のチラシ展覧会のチラシ
11月22日(水)から26日(日)まで、小田原市民会館2階展示室にて、「よみがえる市民会館の絵画たち」と題した展覧会が開催されます。今回の文化レポートは、その展覧会の事前紹介です。


小田原市市民提案型協働事業

小田原市には「小田原市市民提案型協働事業」と呼ばれる、市民団体が事業提案し、小田原市と協働で事業を実施する制度があります。これは、「市民活動団体の新しい発想や柔軟性、専門性等を十分に生かした提案を募集し、提案団体と市が対等な立場で適切な役割分担のもと、双方の責任において協働して事業に取り組むことで相乗効果を発揮し、地域社会の課題解決や新たな市民サービスを創出していくことを目的としています。」と、市ではその狙いをホームページに示しています。具体的には、市民団体が自ら企画した事業の負担金の申請を行い、市の審査に通ると、その事業を市と役割分担を行いながら実施していきます。

「おだわらミュージアムプロジェクト(略称:OMP)」は、「小田原市に美術館を!」の目的で2011年3月に発足し、これまで美術展開催や他市のアート活動調査などの活動に取り組んできました。平成27年度の小田原市文化部文化政策課主催のワークショップ「小田原の文化資源を発掘する◆小田原市民会館のストーリーを紡ぐ」に参加したメンバーが、ゲストの西相美術協会前会長の齊藤四郎氏から小田原絵画の歴史を伺いました。そして、会場であった小田原市民会館にも数多くの小田原ゆかりの作家による絵画が掲示されていることに改めて気が付いたのです。

ところが、それらの絵画には、汚れや一部破損やひび割れが数多く見られ、更に、絵画のキャプション(タイトルや作家名)もない作品や作家の履歴が不明になりつつあることも分りました。OMPで、それらの劣化を何とかせねばならないと話し合いました。一方で、OMPとしてもアートツアーなどのイベント活動だけでなく日常的な活動に取り組みたいとの意向もあり、平成29年度事業として「小田原市民会館所蔵美術品の補修・保護事業ー小田原市民会館の美術品を守るー」を申請しました。事業内容として、「(1)市民会館所蔵絵画の洗浄と吊紐等補修、(2)絵画・作家履歴調査して基本情報の整備、(3)市民会館所蔵絵画の基本台帳の作成」を提案しました。審査の結果、OMPの協働事業提案は採用されることになり、作業が始まったのです。

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2017/11/17 13:11 | 美術

2017年10月17日(火)

小田原の街でこんな美術展 ~それぞれの顔 それぞれの視線 第二金土デッサン会展~

■第二金土デッサン会展が9月27日から10月2日までダイナシティのギャラリーNEW新九郎で開催された。「第二金土デッサン会」というちょっと変わった会の名前はその成り立ちに由来する。小田原の美術界に大きな足跡を残した井上三綱らが画業研鑽のために第二金曜と土曜にアトリエに集まったのが発足という。いまの小田原美術界を代表する日下部良平さんや豊島シズ枝さんも草創からのメンバーとのこと。現在の第二金土デッサン会は、会員40名・ビジター10名で、月2回「けやき」の美術工芸室で、そのうち15人ほどが集まって裸婦や着衣のデッサンやクロッキーで制作に励む。メンバーは西相美術協会の会員からアマチュア画家まで多様。主催する指導者はなくそれぞれの感性で自由に描くことが会の趣旨だ。この「デッサン会展」のレポートは3回目になるが、今回は「顔」の部分を取り出してみる。作品以上にそれぞれの個性が浮き出ている。出展者23名、出展数40点
 

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2017/10/17 14:17 | 美術

2017年09月27日(水)

現代美術展・小田原ビエンナーレ 2017 「感性の磁場II」見学、鴨宮・飯山邸にて

9月18日の休日、古民家の前にこんなのぼり旗を見つけました。

 

「小田原ビエンナーレ」

何か展覧会が行われているようす。

場所は、巡礼街道「JAかながわ西湘」交差点から賀茂神社方面に入ったところです。

以前から、斜め向かいの岩瀬邸とともに気になっていたお宅でした。

 

中へ入ると、一人の男性が出て案内してくれました。

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2017/09/27 14:30 | 美術

2017年07月18日(火)

椎野聖絵画展

小田原城/常盤木門小田原城/常盤木門
画家椎野聖氏の個展が、昨年に引き続きアオキ画廊で開催されました。今年5月に開催された、母校小田原高校の同期生(19期)の柴田雅章氏(陶芸家)内野克実氏(写真家)との3人展を含めるとほぼ1年の間に3回目の小田原における展覧会となります。

彼の高校の同期生の一人として、さまざまなお話を伺えましたので、彼の歴史とこの展覧会についてレポートさせていただきます。

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2017/07/18 14:24 | 美術

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