市長コラム

2022年12月21日(水)

市長コラム(令和4年12月21日)

 20日、小田原市議会12月定例会が閉会しました。
 本定例会で提出した、補正予算・条例議案等の議案は、すべて承認いただきました。また、国の総合経済対策に係る第二次補正予算において、妊娠期から出産・子育てまで一貫して身近なところで相談に応じ、必要な支援につなぐ「伴走型相談支援」と、妊娠届出時と出産後に各5万円、計10万円を支給する「経済的支援」を一体的に実施する事業が創設。市としても時機を逸することなく国の動きに対応するため、約1億6千万円の追加補正予算を提出し、こちらもお認めいただきました。

 また、議員提出議案として、地域経済の振興を図るための基本理念等を盛り込んだ「小田原市地域経済好循環推進条例」が提出され、全会一致で可決。第6次小田原市総合計画「2030ロードマップ1.0」におけるまちづくりの目標である「地域経済の好循環」とも連携し、更なる地域経済の活性化を目指してまいります。

 一般質問では、20人の議員が登壇。次回の市議会3月定例会は、会派による「代表質問」を行うため、来年4月の改選期前、最後の一般質問とあって、これまでの集大成として諸施策に対し、様々な角度からご意見・ご提案をいただきました。いただいたご意見等はしっかりと受け止めるとともに、施策への反映等について検討・研究していく所存です。

 12月議会が終わると、年内は総合計画における重要施策等について、進捗状況や今後の方向性を関係所管と共有するとともに、指示出しをする「市長レクチャー」が始まります。年明けからは、来年度予算に係る「市長ヒアリング・査定」、そして2月中旬には来年度予算についてご審議いただく「市議会3月定例会」が開会となり、あっという間に年度末まで駆け抜けていくこととなります。重要案件が続いていきますので、体調にも十分気を付けながら、気を緩めることなく市政運営に当たってまいります。

2022/12/21 13:10 | 未分類

2022年12月13日(火)

市長コラム(令和4年12月13日)

【小田原城天守閣のVR映像をホームページに公開しました】

 本市では、「デジタルまちづくり」を施策の推進エンジンの一つに掲げ、デジタルによる市民サービスの向上に取り組んでいるところですが、それにまた一つ、公民連携によるデジタル技術を活用した観光サービスがスタートしました。
 それは、小田原城天守閣の館内を実際歩いているような視点で見ることができるVR(バーチャルリアリティ)映像を、「12月1日」から小田原城のホームページに公開したもの。これにより、体が不自由で天守閣への入館がしづらい方や、コロナ禍で小田原城への来訪できない方も、このVR映像によりWeb上で天守閣の中を散策することができるようになります。
 なお、この映像は、株式会社朝日新聞フォトアーカイブ及び株式会社ニシムラ精密地形模型の協力で制作しました。
 デジタル技術を活用した観光サービス、皆さんもぜひ体感してみてください。

〇VR映像ホームページ
https://odawaracastle.com/index.php?prev=1&d=VR

2022/12/13 13:06 | 未分類

2022年12月12日(月)

市長コラム(令和4年12月12日)

 6日は、100歳を迎えられた川田芳枝さんと志澤雪乃さんを訪問し、祝状と祝品を贈呈しました。お二人ともとてもお元気な様子。ご家族も同席され、皆で長寿を祝福いたしました。

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2022/12/12 13:46 | 未分類

2022年12月09日(金)

市長コラム(令和4年12月9日)

 3日は、生涯学習センターけやきにて開催されました「青少年と育成者のつどい」に出席しました。
 中学生と青少年育成者が一堂に会するこの大会、第1部では、小田原の次世代を担う中学生による「中学生の主張発表」と発表者の表彰を、第2部では、青少年の健全育成を図るために地域や学校などで活躍する団体や個人を表彰する「青少年善行賞等表彰式」を行っています。
 「中学生の主張発表」では、相洋中学校を含む市内12の中学校の代表者が、将来の夢や希望、社会に向けた提言などについて想いを発表されましたが、堂々と発表する姿は大変頼もしく、どの話も心に響くものばかり。この率直な想いや問題意識などは、今後の人生の中でも忘れず持ち続けてほしいと思います。
 また、表彰式では、「青少年育成推進者」12名、「青少年育成功労者」4名の方々を表彰しました。改めて、長きにわたる青少年の育成活動に対し、敬意を表しますとともに、深く感謝申し上げます。

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2022/12/09 18:18 | 未分類

2022年12月08日(木)

市長コラム(令和4年12月8日)

 5日は、Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(FujisawaSST)を視察いたしました。
 FujisawaSSTは、パナソニック藤沢工場の跡地、約19ヘクタールという広大な敷地の再開発により生まれた新しいまちです。100年先も「生きるエネルギー」がうまれる街をコンセプトに、多くの民間企業が参画する協議会やタウンマネジメント会社を設立、エコでスマートな暮らしが実現できるまちづくりを進めています。

 コンセプトの実現に向けて、CO2の70%と生活用水30%削減、再生可能エネルギー利用率30%以上の達成、災害への備えとしてライフライン3日間の確保といった具体な指標を設定。家庭のテレビ、スマートフォンなどから目標の達成状況の見える化を実現し、住民の具体な行動へとつなげるシステムを構築しています。
 
 まちの中では戸建て住宅をはじめ、空きスペースを活用し、まち全体で太陽光発電を展開、蓄電池を最大限に活用し、余剰電力の売電を行うなど賢くエネルギーを利用しています。また、約50台もの見守りカメラや自動で照度を調整するセンサー付街路灯を活用したセキュリティ対策の充実、EVカーシェア、サイクルシェアなどエコでクリーンなモビリティサービスの提供、保育所から介護施設まで誰もが健やかに暮らすための施設の整備、地域コミュニティの活性化のための仕掛けなど、多岐にわたる先進的な取組が行われ、それらが相乗効果を生み出し、まちの魅力の向上につながっているように感じました。
 
 本市では「2050年脱炭素社会実現」という目標に向け、最先端のデジタル技術による新たな価値を提供するという理念を加えた「ゼロカーボン・デジタルタウン」の創造を目指しています。この日は、「ゼロカーボン・デジタルタウン創造事業ワーキングチーム」のメンバーとともに視察をいたしましたが、メンバーによる質問の場面が数多く見られるなど、本事業に対する強い熱意を感じることができました。視察を通じて得られた知見をゼロカーボン・デジタルタウンの実現にしっかりと生かしていきたいと思います。

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2022/12/08 16:50 | 未分類

 
 

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