市長コラム

2024年02月09日(金)

市長コラム(令和6年2月9日)

 1月28日(日)、「おだわらカルチャーアワード2023」の2次選考会・表彰式が開催されました。
 本市には、様々な分野で功績のあった個人や団体を表彰する「市民功労賞・市民栄誉賞」や、地域活動を称える「おだわら地域力市民力表彰」など、いくつかの表彰制度がありますが、今年度二つの表彰制度を創設しました。
 一つが、昨年度授賞式を行った、従来の表彰制度では活躍にスポットが当たらなかった若者を表彰する「おだわらMIRAIアワード」、もう一つが、文化に関わる活動を広くPRし表彰する「おだわらカルチャーアワード」です。
 
 小田原は長い歴史の中で多彩な文化が花開き、数多くの文化活動が育まれています。おだわらカルチャーアワードでは、これまで行ってきた文化活動を表彰する「アクション奨励部門」と、新しい文化活動・企画を応援する「チャレンジ応援部門」の二つの部門を設置。合計40件もの応募をいただきました。  
 
 1次選考を経て、アクション奨励部門から26件中9件、チャレンジ応援部門から14件中4がそれぞれ2次選考へと進み、7名の選考委員により各賞が決定しました。
 各賞は市ホームページをご覧いただきたいと思いますが、この表彰制度は優劣をつけるのが目的ではなく、文化に関わる活動発表やアピールの場、そして文化に関わる皆さんの交流の場として、より多くの方が小田原の文化に関わるきっかけにしてもらいたいと考えています。
 このたびの交流から新たな文化のつぼみが生まれ、そして市内の至る所で大輪の花を咲かせる、そんな光景が期待できる素晴らしいアワードとなりました。

○市ホームぺージ「おだわらカルチャーアワード2023」
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/culture/culture_c-planning/p36885.html
 

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2024/02/09 17:10 | 未分類

2024年02月05日(月)

市長コラム(令和6年2月5日)

 令和6年能登半島地震の発生から早1か月が経ちました。改めましてお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、被災者の方々に深くお見舞い申し上げます。
 被災地支援に当たっては、1月5日に防災部職員が一般社団法人神奈川県トラック協会の協力の下、支援物資を石川県内の受け入れ拠点に直接お届けしたほか、公共施設では義援金の受付を行っています。
 現在は、自治体の支援が物的支援から人的支援へと変わっており、本市では、国からの要請により消防職員を第8次派遣隊まで派遣しているほか、市立病院の医師や看護師等によるDMAT(災害派遣医療チーム)の派遣をしてきました。
 これらに加え、1月19日(金)には神奈川県からの要請により、被災自治体を1対1で支援する対口支援として、石川県志賀町へ市職員を派遣。
 また、公益社団法人日本水道協会の要請により、1月20日(土)には応急給水活動のため上下水道局職員と給水車を、2月3日(土)には水道管の復旧活動のため上下水道局職員と小田原市管工事協同組合員を志賀町へ派遣することとなり、それぞれ出発式を行いました。被災地の一日も早い復旧・復興のため支援に当たってほしいと激励をいたしました。

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2024/02/05 17:02 | 未分類

2024年01月23日(火)

市長コラム(令和6年1月23日)「コスメバンクプロジェクト」

 みなさんは「コスメバンクプロジェクト」をご存知でしょうか。
 
 このプロジェクトは、化粧品メーカー等の協力の下、商品のリニューアルに伴う旧仕様品や余剰在庫品を利活用すべく寄付を募り、それらを詰め合わせ、支援団体を通じて化粧品を必要とする方へお届けする、いわばフードバンク事業の化粧品版で、一般社団法人バンクフォースマイルズが運営しています。

 このプロジェクトについて、私が関係者の方からお話をいただいたのが昨年の6月頃。世の中は物価高騰などが家計に影響しており、家計負担の軽減に様々な支援を必要としていました。また、フードバンク事業を通じた食料支援において、母親が子どもを優先するあまり、母親向けの特別な食料品が母親に行き届かない、といった声も聞いていました。
 このような中、企業の方のご協力により、市民の暮らしを支えるこの取組に、私自身、大変共感いたしました。
 
 早速、担当所管へ実施に向けた検討を指示。市の担当者と当プロジェクトの事務局との打ち合わせを進め、小田原市社会福祉協議会がひとり親家庭を支援する活動で、小田原市母子寡婦福祉会が毎月会員向けに行っている食料品の提供に合わせ、当プロジェクトによる化粧品のセットを配付してくださることとなり、配付時期は12月に決定。恒例のクリスマスプレゼントに加えたサプライズ企画になりました。

 当日の12月23日、配付会場の小田原市社会福祉協議会(市内久野)には、母子寡婦福祉会や社会福祉協議会等のボランティアの方々により、配付する様々な食料品が準備されました。
 母子寡婦福祉会からはクリスマスケーキ、またフードバンク事業を応援いただいているNPO法人報徳食品支援センターからは、パウンドケーキやピザなどが用意され、これらの一角にコスメバンクプロジェクトによる化粧品セットが用意され、約100名の方々へのクリスマスプレゼントになりました。
 
 私は残念ながら公務の都合で、配付の場面に立ち合うことはできませんでしたが、市担当者からは、このサプライズ企画に「受け取った方々には大変喜んでいただけた」との報告を受けました。
 
 『女性と地球にスマイルを・・・』を合言葉に始まった「コスメバンクプロジェクト」。一人でも多くの女性に笑顔を届けられるよう、支援の輪が広がっていくことを期待しています。

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2024/01/23 17:34 | 未分類

2024年01月18日(木)

市長コラム(令和6年1月18日)

 1月11日(木)、新春恒例の消防出初式を挙行しました。
 消防出初式は、消防力の全容を市民に公開し、消防に対する認識と信頼を深め、消防職員・消防団員の士気高揚を図ることなどを目的に、本市では毎年1月11日に開催しています。
 しかし、1月1日に発生した能登半島地震に対する被災地支援のため、1月9日から継続して本市消防職員を緊急消防援助隊として現地に派遣していることから、例年屋外で実施していた部隊観閲や分列行進、一斉放水、小田原古式消防記念会によるはしご乗りは行わず、三の丸ホールでの屋内行事(式典、幼年消防クラブによる演技、小田原古式消防記念会によるまとい振込み)のみ行うこととしました。
 縮小開催とはなりましたが、改めて能登半島地震の被災地支援に継続的に取り組んでいくこと、市民の生命財産を災害から守るための消防力の向上を図ること、消防団や地域の関係機関と緊密な連携を図ることなどをしっかりと確認し合いました。

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2024/01/18 17:14 | 未分類

2024年01月16日(火)

市長コラム(令和6年1月16日)

 1月初めての週末は、市内各地で新春ならではの行事やイベントが開催されました。
 
 1月6日(土)、小田原市新病院建設工事の起工式が、地域の医療関係者や建設関係者などの出席の下、執り行われました。
 新病院建設に当たり、これまでは準備工事を進めてきましたが、今後は本格的な工事に着手し、令和8年(2026年)2月に完成、同年春の開院を目指すこととなります。
 施設や設備が強化される新病院は、県西地域における基幹病院として、多くの皆さんが待ち望んでいる施設ですので、関係者の皆さんと連携し、確実に工事を進めてまいります。

○新病院基本設計イメージ動画 https://www.youtube.com/watch?v=REGFvC8d0kk

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2024/01/16 17:15 | 未分類

 
 

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