市長コラム

2022年09月22日(木)

市長コラム(令和4年9月22日)

 13日は、公益社団法人小田原法人会から、公益社団化10周年事業の一環として、図書カード10万円のご寄附をいただきました。市立学校の図書購入費として大切に活用させていただく予定です。

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2022/09/22 17:40 | 未分類

2022年09月21日(水)

市長コラム(令和4年9月21日)

 九州を縦断し、日本列島をゆっくりと進んだ大型の台風14号は、各地に大きな被害を引き起こしました。
 台風の本体が九州にあった時点では、小田原に本格的な雨が降るまでもう少し時間がかかるだろうとみていましたが、台風によって吹き込まれた雨雲が太平洋上で次々と発生。その影響により、18日未明から予想よりも早く小田原に断続的な大雨をもたらしました。
 この大雨により、土砂災害への警戒が必要な「大雨警報(土砂災害)」が18日9時1分、小田原市に発表。これと同時に本庁内に「小田原市水防本部」を設置し、情報収集、市内対応に当たりました。私は市内公務で動いておりましたが、水防本部に詰めている防災部職員から逐次状況報告を受けていました。
 19日になっても断続的に雨が降り続きましたが、台風の本体はまだ西日本に。ただ20日未明にかけて台風が関東に最接近することが予想されましたので、避難が必要であれば19日の明るいうちに避難指示を出す必要がありました。
 そこで、ギリギリまで状況を見極めた上で、19日15時に本部長である私と、副本部長の両副市長、本部長付の教育長及び関係職員出席の下、水防本部会議を開催。避難指示の是非を検討しました。
 今回の断続的な大雨は、浸水被害が発生する可能性よりは、土壌に含まれた雨量による土砂災害への警戒が必要でした。市内地域の土壌雨量については、「神奈川県土砂災害警戒情報システム」によって客観的に把握できており、今回は曽我・橘地区で土壌雨量の高まりが見受けられましたが、今後の雨量見込みなどの気象データを踏まえて総合的に判断した結果、被害には至らないと判断。避難指示は発令しないことといたしました。 その後は予報のとおり小雨で推移。台風は20日午後に東北を抜け、温帯低気圧へと変わりました。
 今回の台風に関しては、一部で道路通行止めや軽微な法面の崩れなどがありましたが、甚大な被害が及ぶような状況には至りませんでした。ただ、日本各地で被害が出ているように、少しでも状況が変われば、本市においても同様なことが起きないとは限りません。市民の命と財産を守ることは本市の責務でありますので、改めて気を引き締め、災害対策を進めてまいります。
 また、洪水、土砂災害、高潮、津波などの災害リスクの情報を地区ごとに一元化した新たなハザードマップをこのたび発行しましたので、来るべき災害に備え、各ご家庭でも確認いただきたいと思います。

2022/09/21 11:10 | 未分類

2022年09月20日(火)

市長コラム(令和4年9月20日)

 愛媛県松山市の視察2日目の8日は、松山駅より西に電車で6駅ほど離れた「三津浜地区」を訪れ、空き家・空き店舗活用を主としたエリアマネジメントの取組を視察いたしました。
 かつては港町として栄えた三津のまちも、時代の移り変わりとともに次第に衰退し、多くのシャッターが目立つ町並みになっていました。  そのような中、地元を愛する商業者や古くからの港町が保有する歴史的建造物や雰囲気に魅力を感じ、移住した人々がキープレイヤーとなり、暮らしとなりわいによる空き家・空き店舗の活用が進められ、現在、少しずつまちの再生が図られています。  
 まちなかに多く点在する昔ながらの町家がリノベーションされ、カフェや雑貨屋など建物の雰囲気を生かしたおしゃれな空間がいくつも生まれており、面的にまちなかの装いが変わってきている様子を感じました。  
 地域資源を上手く活用している点はもちろんですが、なによりそこで活動する方々の生き生きとした笑顔やお話が魅力的でした。三津浜をもっと面白くしたい。まちの方々が自分の暮らしの舞台であるこのまちを愛し、来訪者を迎え、住民同士が心地よい繋がりをもって楽しく過ごされている様子が印象的でした。 今回の視察を通じ、実際にまちづくりに取り組む方々から、今後のまちづくりに生かせるお話を直接伺うことができました。
 本市でもQOL(クオリティ オブ ライフ)、暮らしの質の向上といった、人を中心とするまちづくりに力を入れ、アーバンデザインセンターとエリアマネジメントにより、新たなまちの魅力を作り上げていく取組を進めてまいります。

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2022/09/20 10:52 | 未分類

2022年09月16日(金)

市長コラム(令和4年9月16日)

 9月7日から8日にかけて、愛媛県松山市を視察いたしました。
 コロナ禍にあって、これまで先進事例を学ぶための遠方への視察は難しい状況にありましたが、withコロナの考えの下、感染防止に最大限の注意を払った上で、地域の実情や課題、現場の生の声などを聞き、今後の事業や政策に生かしていきたいとの思いから、このたび視察を行ったものです。今回はその様子を2回にわたりお伝えしたいと思います。  
 
 まず初日の7日は、松山市の「松山アーバンデザインセンター(UDCM)」(ホームページhttps://udcm.jp/)
を視察いたしました。
 アーバンデザインセンター(UDC)は「公・民・学」が連携するまちづくり組織として、行政のみではなく、大学、民間など様々な主体がまちづくりに参画することを促進する機関です。中でもUDC松山は、JR松山駅から道後温泉に至る範囲を活動エリアとし、松山市や商工会議所、愛媛大学などが連携して、都市空間のデザインマネジメントやまちづくりの担い手育成など精力的に活動を展開しています。
 UDC松山は、2014年の設立以降、まちなかに事務所と人々の活動スペースを併設して設け、そこを拠点に地域のニーズを具現化するためのスクールや社会実験などのコーディネートを進めてきました。これにより、マルシェや子育てイベントなど地域による主体的で自発的な活動が数多く生まれ、拠点も更に松山駅近くに移転するなど、現在も取組が発展しています。このような実績の積み重ねにより、UDC松山は日常的にもまちづくりの相談ができる場所として、市民の拠り所となっています。
 UDC立ち上げ時のお話や、行政とUDCとの関わり方など、貴重なお話を伺うことができました。本市でも多くの市民が楽しくまちづくりへ参画できるような開放的なアーバンデザインセンターの設立を目指してまいります。

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2022/09/16 13:18 | 未分類

2022年09月14日(水)

市長コラム(令和4年9月14日)

 11日は、橘商店会が実施している出張商店街を訪問しました。
 この取り組みは交通手段がなく買い物にお困りの方などに、店主とのコミュニケーションを楽しみながら買い物できる機会を提供するものです。この日だけで8か所を数十分ずつ回るとのことでしたが、訪問した橘団地ではたくさんの方が買い物を楽しんでおられました。
 私も店主や買い物客の方とお話しをしながら、両手いっぱいに買い物をさせていただきました。これからも継続してほしい大変意義のある取り組みであると感じました。

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2022/09/14 15:10 | 未分類

 
 

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