市長コラム

2020年12月09日(水)

市長コラム(令和2年12月9日)

 新型コロナウイルス感染拡大により県の保健所業務が多忙を極めていることから、県の要請に応え、12月7日から来年3月まで、小田原市職員(保健師)を県保健所に派遣することにいたしました。様々な要望を県にお願いしており、困っているときはお互い様なので、できるだけ応援したいと思います。
 派遣されている職員には、小田原市民の思いも一緒に届けてほしいと思います。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため最前線で活動されている方々に、心から敬意と感謝を申し上げます。
 7日は小田原地区精神保健福祉会梅の会の高橋会長と、NPO法人小田原なぎさ会の乾理事長から、精神障がい者の保健医療・福祉施策の改善充実に関する要望書を受領いたしました。平成5年の障害者基本法により、精神障がい者が障がい者福祉の対象と位置づけられ、身体障がい、知的障がい及び精神障がいの三障がい一元化が図られたにも関わらず、まだまだ障がい者格差が改善されていないということで、様々な要望をいただきました。誰もがその人らしく安心して暮らせる地域社会を目指して、しっかり対応したいと思います。
 8日は小田原市自立更生者及び援護功労者表彰式を執り行いました。今年の受賞者は3名でした。
 かもめの家に通所され、お箸の袋入れ作業などを行っている須山雄一郎さん、廃棄物収集業者でペットボトルや空き缶の仕分け作業などを行っている水口賢三さんに自立更生者表彰をさせていただきました。また、かもめの家副理事長の相澤文子さんに援護功労者表彰をお贈りしました。これからも真の共生社会実現に取り組んでまいります。
 夜には、成人式運営委員会のメンバー7人と懇談会を開催しました。事前に今の小田原のイメージ(好きなところ)、10年後の小田原をどうしたいか、自分が小田原のためにできることなどの文章を用意していただいたのですが、話はシナリオ通りに行きません。私も34年前に成人式の運営委員を務めたことなども披露しながら懇談しました。一言で言えば非常にしっかりしているなという印象です。自ら学ぶ姿勢が前面に出ていて、将来この若者達が小田原で活躍できるような環境をしっかりとつくっていかなければと思います。でも、みんな緊張していたのかな?来年の成人式で再会できることを楽しみにしています。

2020/12/09 14:13 | 未分類

 
 

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