17日に小田原市議会12月定例会が閉会しました。今議会は小田原市新病院建設基本計画の議決をはじめ、いくつもの重要議案をお認めいただきました。また、複数回にわたる追加議案に対しても真摯にご議論をいただきました。今議会で提案された事項にもしっかりと取り組んでまいります。
同日午後、小学生男子ソフトボールチーム「西湘」が県大会優勝の報告に市役所を訪問してくださいました。女子チームに続くアベック優勝は素晴らしいと思います。特に今年はコロナ禍で練習環境も厳しい中で栄冠を勝ち取った選手はもちろんのこと、監督、コーチ、保護者、サポーターの気持ちが一つになった証だと思います。３月には山口県で全国大会が開催されます。全国での好成績を期待しております。
18日は、一夜城で開催された「一夜城×小田原城 令和に蘇る小田原合戦」を鑑賞。これは12万個のLEDライトで一夜城を包み込むイルミネーションイベントです。屋外開催、事前予約、入場制限をしながらのイベントなので、しっかりと感染対策も取られています。この日に限りパシフィコ横浜で開催される「お城EXPO2020」とのコラボ企画としてトークショーも実施されました。１月３日まで開催しておりますので、是非多くの方に鑑賞してもらいたいと思います。結構冷えるので防寒対策の上ご来場ください。
19日は二の丸広場で開催される馬上弓くらべ＆小田原北条市と、風魔忍者教室ちびっこ忍者体験へ。馬上弓くらべ大会は３月に予定されていた催しです。この大会の特徴は和種馬を乗りこなしての騎射競技です。乗りこなすには和種馬独特の技術が必要になるとのこと。このような催しが史跡内で開催できるのが小田原の強みだと思います。
そして、ギャラリーNEW新九郎で開催されている神奈川県とアール・ド・ヴィーヴルによる共催事業「ともに生きるアート展」へ。アール・ド・ヴィーヴルさんのイベントには何度かお伺いしておりますが、今回の特徴は、昨年度小田原養護学校で行われたワークショップでの作品が展示されていることです。代表の萩原さんのお話では、作品が破れている箇所は、生徒があまりにも楽しく創作活動をして、車椅子のタイヤによるものとのこと。保護者も、学校関係者も、最初は不安だったそうですが、みんな一緒に楽しんだ様子が作品から伝わってきました。誰もがその人らしく暮らせる地域社会を目指してまいります。
20日は、一夜城ヨロイヅカファームで開催された、関東農政局「ディスカバー農山漁村（むら）の宝」表彰授与式に出席。一夜城ヨロイヅカファーム・マルシェ部会の皆さんは、10年前に耕作放棄地を整備し果樹栽培に着手して以来、農産品直売所を運営し地元農産品販売などに取り組まれてきました。また、一夜城ヨロイヅカファームではパティシエ鎧塚さんの手による絶品スイーツが提供され、大変好評を博しています。この日も非常に冷え込む中ではありますが、店の外の行列が途絶えないほどの賑わいでした。表彰授与式は、鎧塚さんの奥様のなお美さんの慰愛碑の前で行われました。鎧塚さんからは、この地を選んだのは、なお美さんの強い後押しがあったからだと伺いました。
