市長コラム

2021年09月24日(金)

市長コラム(令和3年9月24日)

 小田原市議会9月定例会は、一般質問を終えて、令和2年度決算審査に入りました。この議会に提案し議決された補正予算を何点か紹介いたします。

 デジタル化によるまちづくり推進事業として、AIチャットボット(自動会話プログラム)を活用したオンライン相談事業を始めました。まずは、新型コロナウイルス感染症の状況からはじめ、観光情報などを24時間365日相談できる体制を整えます。また、市内公共施設や観光施設で、優先順位をつけながら、順次公衆無線LAN(Wi-Fi)を整備します。

新型コロナウイルス感染症に関するAIチャットボットシステム
https://conv.bingocms.tech/emergency/coronavirus/p32591.html
 軽自動車税賦課事業として、ご当地ナンバープレートを交付します。これは、原動機付き自転車標識(ナンバープレート)に交通安全標語「君よ!守れ!交通ルール!」をつけて交通安全の啓発を図るとともに、そのデザインにガンダムマンホールプロジェクトの一環として、ガンダムマンホールのデザインを取り入れます。申請は事前申し込み制(11月)で、予定枚数を超えた場合は抽選となります。
 7月の大雨で被災した方への支援策として、小田原市被災者生活再建支援制度を創設します。これは国や県の支援の対象とならない場合に、被災者の生活を支援する常設の制度で、小田原市では初めての取り組みです。支援金額はいずれも最大で全壊300万円、大規模半壊250万円、中規模半壊100万円です。

 また、被災した農地の復旧事業に対しても補助します。40万円以上の場合は国庫補助の対象となりますので、これに該当しない工事に対して事業費の3分の2(上限266千円)を補助します。

 コロナ禍で苦しんでいる生活者、事業者を支援するため、プレミアム付商品券を発行します。これは昨年度に続く第2弾で、紙媒体の場合25%(1冊12,500円分を1万円で販売)、デジタル媒体の場合30%(1口13,000円分を1万円で販売)のプレミアムがつきます。発行総数は6万冊口で額面総額は7億6千万円になります。販売は11月下旬から、使用期間は12月1日から2月28日までです。

 また、地域公共交通事業者に県と協調して感染症対策にかかる費用を補助します。補助対象はバス16万円/台(県8万円、市4万円、事業者4万円)、タクシー4万円/台(県2万円、市1万円、事業者1万円)となります。

2021/09/24 19:40 | 未分類

 
 

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