緊急事態宣言解除後初めての週末は、様々なイベントが開催されました。
３日は、私もメンバーとして所属する小田原松風ライオンズクラブ統一奉仕デーに、市長として参加しました。小田原駅東口ペデストリアンデッキで集合写真を撮影した後、お堀端通りに移動して清掃を行いました。同クラブはスポンサー花壇事業として「スタンディング花かざり」を設置していただいております。この日は三の丸ホールでイベントが行われるので、気持ち良い環境をつくってくださった関係者に感謝申し上げます。
午後は、三の丸ホール小ホールでは初めてのコンサートとなる、「かもめコンサート 若き演奏家シリーズ１７」を鑑賞しました。かもめコンサートとは、小田原在住の作曲家・故石井歡氏愛用のピアノが市に寄贈されたことを契機に、２０１３年よりそのピアノを活用しながら若手演奏家に演奏の機会を創出することを目的に開催されています。これまではかもめ図書館（現中央図書館）視聴覚ホールでの開催でしたが、今年から三の丸ホールに会場を移されました。ここから、かもめのように世界に羽ばたいてもらいたいと思います。
この日の最後は、公益財団法人小田原市体育協会主催のスポーツ講演会でした。「箱根駅伝から学ぶ 人材育成術」をテーマに、青山学院大学陸上競技部の原晋監督が講演されました。２００４年に就任し、最初の３年間で成果が出せずに契約解除の危機があったそうですが、それを救ったのは、現役学生から続投を望む強い声であったそうです。もしそこで契約解除となっていれば、今の青山学院大学の活躍はなかったのかもしれません。講演の内容は、組織を率いる際の教えが盛り沢山で、私も大変勉強になりました。これをいかに実践していくかで、今日の講演に参加した意義があります。
