市長コラム

2022年04月22日(金)

市長コラム(令和4年4月22日)

 20日は、インターネット通信会社のビッグローブ株式会社の新入社員研修発表会に出席しました。
 同社の2泊3日のワーケーションによる新入社員研修の地に小田原を選んでいただきました。研修は「若者をターゲットにした小田原市の観光」をテーマに、デザインシンキングの考え方を使って施策の企画を行いました。
 最終日のこの日、3グループから若者らしい提案がありました。かなり本市の課題に迫っていて、さすがだなと思いました。ワーケーション研修はこれから流行るかもしれません。しかし、びっくりしたのは、新入社員のお父さんが高校の同級生だったこと。世間は狭い。
 21日は、小田原三の丸ホールで開催された、一般社団法人茶道裏千家淡交会小田原支部総会に出席しました。
 本市は茶の文化と深い関係があり、天正18年の豊臣秀吉による北条攻めに際し、千利休に命じて数寄屋(茶室)を造らせたとされる天正庵の伝承にはじまり、明治以降には、小田原三茶人と呼ばれる、鈍翁・益田孝、玄庵・野崎廣太、耳庵・松永安左ヱ門らが小田原に茶室を構えました。これらの歴史が、今の茶の文化振興に大きな影響を及ぼしていると思います。
 今後の同支部のご活躍を期待いたします。
 その後、早稲田大学マニフェスト研究所人材マネジメント部会で研さんを積まれた令和3年度参加者から報告を受けるとともに、令和4年度に参加する職員の激励会を開催しました。
 この取り組みは、平成26年度に開始し、今年度で9回目となります。毎年3人の職員が、通常の職務を遂行しながら、新たな知見を得るために1年間派遣されるものです。職員も頑張ってます。
 その後、株式会社マルク様から、抗菌素材マスクを2,000枚ご寄附いただきました。
 このマスクは何度も洗える立体マスクで、2重に使用することで、医療機関等で使用される高品質のN95と同等の機能が実現されるとのことです。大切に使わせていただきます。
 その後、公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会小田原支部様に感謝状を贈呈しました。
 同会は、ふるさとみどり基金に永年にわたり多額の金員を寄贈されるとともに、市民相談や空き家対策等の活動を通じて小田原市政に多大な貢献をされました。心から感謝申し上げます。
 夜は、小田原箱根商工会議所青年部通常総会に出席いたしました。
 令和4年度は史上初の女性会長(牧野澄世会長)です。今年のテーマは『持続可能で強固な組織へ向かって「Re start」』です。来賓として出席された日本商工会議所青年部筆頭副会長(来年度の会長予定者)も女性(木村麻子さん・高松Y E G)で、まさに女性活躍の時代だなと実感しました。
 牧野会長の肩にかけられた襷には、背中に歴代会長の名前が刻まれていました。文字通り襷が繋がれているのだと感動しました。まだまだコロナの収束が見えない中ですが、今年度の諸事業の成功をお祈りいたします。

2022/04/22 17:23 | 未分類

 
 

ページトップ