市長コラム

2022年07月12日(火)

市長コラム(令和4年7月12日)

 1日は、地域共生社会の実現に向けた障がい者団体との意見交換会を開催しました。
 当日は、視覚障害者福祉会、肢体障害者福祉会、聴覚言語障害者福祉会、手をつなぐ育成会、西湘腎友会、精神保健福祉会(梅の会)の代表者の方にご出席いただきました。
 意見交換では、共生社会実現のための教育のあり方、災害時の避難所における環境整備、市立病院再整備、手話言語通訳の充実、障がい者スポーツの推進、障がい者の居場所や支援体制など多岐にわたる意見がありました。ひとつひとつ丁寧に対応していきたいと思います。
 この日から、本市の係長級職員とのランチミーティングを開始しました。
 以前から企画はありましたが、コロナ禍で実施時期を計っておりました。7月、8月の2ヶ月間で17回、139人とのミーティングを予定しております。仕事の打ち合わせでは聞けない、休日の過ごし方や趣味などが話題の中心で、職員の人柄が伝わってきます。職員とのコミュニケーションも大切です。
 その後は、第72回小田原市社会を明るくする運動街頭宣伝を小田原駅西口、アークロード、ハルネで行いました。
 この運動は、更生保護の日である7月1日から全国一斉に開催されており、7月が強調月間になっております。 立ち直ろうとする人の生きづらさに寄り添い支援するためには、市民理解が不可欠です。この活動を通じて、少しでも理解が進むことを期待いたします。
 その後は、鎌倉鶴岡八幡宮境内にある大河ドラマ館を視察しました。
 現在、N H K大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放映されており、本市にもゆかりの地を巡る観光客が訪れています。本市では、長年、北条五代の大河ドラマ化に向けて招致活動を行っており、必ず実現したいと思います。実現すれば、どのように観光客を迎えるのかが大きなテーマになりますし、大河ドラマ館のあり方についても検討が必要になります。その参考とするため、今回の視察を実施しました。
 当日は、松尾鎌倉市長自ら丁寧にご説明くださいました。大変参考になりました。近々、伊豆の国市も調査する予定です。 鎌倉大河ドラマ館は、かつての県立近代美術館を使用しています。県庁職員時代に、何度も訪れ保存方策を検討しました。この歴史的建築物が形を変えて、今に活きていることに安堵するとともに、その空間にしばし時間を忘れました。

2022/07/12 10:34 | 未分類

 
 

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