市長コラム

2022年09月16日(金)

市長コラム(令和4年9月16日)

 9月7日から8日にかけて、愛媛県松山市を視察いたしました。
 コロナ禍にあって、これまで先進事例を学ぶための遠方への視察は難しい状況にありましたが、withコロナの考えの下、感染防止に最大限の注意を払った上で、地域の実情や課題、現場の生の声などを聞き、今後の事業や政策に生かしていきたいとの思いから、このたび視察を行ったものです。今回はその様子を2回にわたりお伝えしたいと思います。  
 
 まず初日の7日は、松山市の「松山アーバンデザインセンター(UDCM)」(ホームページhttps://udcm.jp/)
を視察いたしました。
 アーバンデザインセンター(UDC)は「公・民・学」が連携するまちづくり組織として、行政のみではなく、大学、民間など様々な主体がまちづくりに参画することを促進する機関です。中でもUDC松山は、JR松山駅から道後温泉に至る範囲を活動エリアとし、松山市や商工会議所、愛媛大学などが連携して、都市空間のデザインマネジメントやまちづくりの担い手育成など精力的に活動を展開しています。
 UDC松山は、2014年の設立以降、まちなかに事務所と人々の活動スペースを併設して設け、そこを拠点に地域のニーズを具現化するためのスクールや社会実験などのコーディネートを進めてきました。これにより、マルシェや子育てイベントなど地域による主体的で自発的な活動が数多く生まれ、拠点も更に松山駅近くに移転するなど、現在も取組が発展しています。このような実績の積み重ねにより、UDC松山は日常的にもまちづくりの相談ができる場所として、市民の拠り所となっています。
 UDC立ち上げ時のお話や、行政とUDCとの関わり方など、貴重なお話を伺うことができました。本市でも多くの市民が楽しくまちづくりへ参画できるような開放的なアーバンデザインセンターの設立を目指してまいります。
全国のUDC(UDC Initiativeホームページより引用)
松山市都市再生協議会と松山アーバンデザインセンターの関係
(松山アーバンデザインセンターホームページより引用)
(松山アーバンデザインセンターホームページより引用)

2022/09/16 13:18 | 未分類

 
 

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