市長コラム

2022年11月09日(水)

市長コラム(令和4年11月9日)

 6日も終日、公務で市内を訪問しました。
 初めは、三の丸ホールで開催されました「第41回高齢社会をよくする女性の会全国大会in小田原」において、地元首長として挨拶をいたしました
 同大会は、「NPO法人高齢社会をよくする女性の会」及び同会を母体とした実行委員会が主催しており、全国持ち回りで開催されている中、11月5日・6日の2日間、小田原が会場となったものです。今回の大会テーマとされた二宮尊徳翁の「一円融合」の精神の下、防災やIT、介護など、高齢社会に関わる課題や問題について意見交換をされたとのこと。尊徳翁の教えが活動の一助になること、ご期待申し上げます。
 その後は、早川一夜城きらめきミニガーデンで開催の「コスモス摘み取り体験」の会場へ。主催は、「早川活性化推進協議会」の皆さん。
 一夜城駐車場から100メートルほど下った場所にあるミニガーデンには、毎年会員の皆さんが丹精を込めて育てられたコスモスが辺り一面咲き誇ります。この日、秋晴れのコスモス畑には親子連れなど多くの方がコスモスの摘み取りを楽しまれていました。
 また、当日は一夜城ヨロイヅカファームで秋祭りも開催されており、こちらも大盛況。地元団体等による模擬店や地場産品の販売のほか、鎧塚さんご本人も野外店舗でスイーツを提供されており、それらを求める多くの方で賑わっていました。改めて、「食」に対する関心の高さと一夜城周辺を含めた早川地域の可能性を感じた訪問となりました。
 その後は、ダイナシティウエストで開催しました「おだわらゼロカーボンフェア」に出席しました。
 「ゼロカーボン」や「脱炭素」という言葉、今では聞かない日はないというほど、様々な場面で取り上げられていますが、少し難しいと感じている方も多いかと思います。今、地球規模で取り組んでいるこの課題に対し、もう少し身近に、また自分自身の行動を考えるきっかけにしてほしいと、公民連携の組織「おだわらスマートシティプロジェクト」が「おだわらゼロカーボン推進会議」に名称を変え、初めて企画したイベントとなりました。
 会場の屋内では、市の脱炭素に向けた取組や生ごみたい肥化、プラスチックごみ削減を紹介する展示、ソーラーカーづくりや省エネカードゲームなどのワークショップ、ステージでは絵画・ポスターコンクールの表彰式や私も参加した脱炭素の実現に向けたパネルディスカッション、屋外では電気自動車の展示・試乗など、「ゼロカーボン」や「脱炭素」の取組を分かりやすく紹介していました。こうした身近な取組を通じて、環境問題を市民や事業者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
 夜は、南鴨宮駅前公園の再整備に係る第2回目のワークショップに私も参加をさせていただきました。
 今年4月にスタートした、第6次小田原市総合計画2030ロードマップ1.0では、「街区公園の再整備」を重点施策に位置付け、取組を進めることとしています。その先駆けとして住宅地が広がり、駅にも近い「南鴨宮駅前公園」をモデル公園に選定。さらに魅力のある公園とするため、再整備について地域の皆さんと一緒に考えるワークショップを開催するとともに、再整備後から効果検証までの一連の取組を、市内公園の次期再整備に繋げていこうとするものです。
 この日は地域の代表者や関係団体の皆さんが参加し、9月11日に引き続き、第2回目のワークショップを開催。地域に身近な公園として末永く親しまれる公園となるよう、公民連携により進めてまいります。

2022/11/09 13:50 | 未分類

 
 

ページトップ