市長コラム

2022年11月21日(月)

市長コラム(令和4年11月21日)

 13日も市内各地域を巡りました。
 初めは、甲府市で開催された総合防災訓練において、甲府市との通信訓練を実施しました。本市と甲府市は「災害時における相互援助に関する協定」及び「水道施設災害復旧等相互応援に関する協定」を結んでおり、有事の際は支援要請に基づき支援を行うこととなります。
 訓練当日、私は午前9時に小田原市役所の防災情報処理室に待機。甲府市で震度6弱の地震が発生し、被害と断水が生じているという想定の下、甲府市災害対策本部長である樋口市長から私あてに支援要請があり、それに応じるという通信訓練を実施。お互いに本番を想定した動きを確認しました。いつ起きるかも分からない災害に備えて、こういった準備や事前確認はとても大切です。訓練とはいえ、身が引き締まる思いがしました。

 その後は、市内久野の鈴木さん宅の庭で現在一般公開されている「ざる菊園」を訪問しました。先日は城址公園の菊花展を拝見しましたが、この時期、鈴木さんのざる菊園も小田原における秋の風物詩の一つとなっています。
 朝10時頃訪問すると、天候も良かったためか多くの方が次々と来場。鈴木さんご夫婦が元気な姿でお出迎えされていました。ざる菊はまさに今が見頃。毎年のように見ていますが、咲き誇る様子は圧巻です。お話を聞けば、先日は北海道から来られた方もいたとのこと。全国に知れ渡っている鈴木さんのざる菊ですが、毎年ここまで育てるにはご苦労も多いはず。お体を大切にされながら、これからも多くの方を楽しませてほしいと願っています。

 その後は、江之浦の「サドルバック牧場」における、ウクライナ避難民の方々の自然体験活動にお伺いさせていただきました。全心連(一般社団法人全国心理業連合会)が運営する「ウクライナ心のケアセンターひまわり」では、ウクライナ避難民の方々の心のサポートをされています。そのような中、戦争体験によるストレスや母国を離れた不安を少しでも和らげようと、自然の中でゆったりしたり、動物と触れ合ったり、バーベキューをしたり、心のケアキャンプのようなものをできないか思案している中、サドルバック牧場さんが全面的にバックアップ。そのような体験事業をすべてご厚意により受けてくださることになりました。
 この日は、8月から始まり5回目の受け入れ。サドルバック牧場の高橋社長さんから激励をしてほしいとお声掛けをいただきましたので、ぜひとご挨拶させていただきました。
 その中で、私は約30年前、ウクライナの首都キーウを訪問したことがあること、美しいまちだったキーウの惨状に心を痛めていること、ウクライナと同様豊かな自然があふれる小田原を楽しんでいってほしいこと、などをお話させていただきました。最後にウクライナの皆さんから「戦争が終わったら、今後はぜひウクライナへ!」とうれしい言葉をいただきました。
 サドルバック牧場の皆さんのご支援をはじめ、こうした活動に関わるすべての方々に敬意と感謝を申し上げるとともに、行政としてもウクライナの方々に寄り添ったサポートをしなければならないと改めて感じた訪問となりました。

 その後は、小田原民俗芸能保存協会による「後継者育成発表会」の開会式に出席しました。
 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなったことから、三の丸ホールで開催するのは今回が初めてとなります。芸術文化創造活動の拠点であるこのホールの舞台で、郷土の人々の手によって守り伝えられてきた小田原ならではの民俗芸能が披露できることは、とても意義深いもの。
 特に、私が県議時代に文化振興に係る議員連盟を設立して、最初に現場訪問したのがこの「後継者育成発表会」。加盟団体の皆さんと意見交換を行い、現場の声を聞きながら、少しでも文化・民俗芸能活動を後押ししようと奮闘していた日々が思い出されました。今はどの団体も、担い手不足による高齢化などが課題となっていますが、こうした民俗芸能に触れる機会を増やし、魅力を発信していくことで、後継者の育成と新たな人材の創出につながっていってほしいと願っています。

2022/11/21 16:54 | 未分類


 
 

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