市長コラム

2022年11月29日(火)

市長コラム(令和4年11月29日)

 22日は、小田原市老人クラブ連合会主催の「シルバースポーツ大会」の開会式に出席いたしました。
 酒匂川スポーツ広場で開催されている本大会は、台風や新型コロナウイルス感染症の影響で実に4年ぶり。この日は秋晴れの最高のスポーツ日和。24地区から約450名の方がご参加されました。こうした活動が、健康の維持・向上につながるのはもちろんのこと、コロナ禍で各地区の横のつながりが希薄となっている今、スポーツ・運動を通してコミュニケーションが図れるのは大変素晴らしいこと。感染予防対策を行いながら、このような活動が増えていくことを期待しています。
 その後は、商品の開発・供給・物流などを手掛けておられる、株式会社シジシージャパン様から、「第41回全国児童画コンクール」における、子どもたちの未来を応援する寄附企画として積み立てられた寄附金のご寄附をいただきました。
 このコンクールは、地域の加盟スーパーが児童等から絵画を募集。今回、「しまむらストアー」たちばな店から応募した市立下中小学校1年生 岸 龍ノ介さんの作品が「文部科学大臣賞 小学校低学年の部」を受賞され、上位受賞者の市町村に寄附される仕組みとなっていることから、このたびの寄附につながったものです。いただいた寄附金は、市立小学校ほかの図書購入費として活用させていただく予定です。多大なるご支援に感謝申し上げます。
 その後は、小田原箱根商工会議所の令和4年度会員表彰式に来賓としてお招きいただきました。
 地域経済に対する多大な貢献をされた方々の功績を称えるこの式典では、優良産業人、優良小売店舗、会員増強功労者、功労役員・議員特別の各表彰が行われました。 また、気候変動の緩和や環境保全に関する取組に顕著な功績のあった企業や団体を表彰する「第1回気候変動アワード」を今年度初めて実施。16事業所から応募があり、その表彰も行われました。小田原市や小田原箱根商工会議所などと掲げた「小田原・箱根気候変動ワンチーム宣言」の下、企業等も含めた「ワンチーム」で脱炭素や環境問題に取り組んでいます。
 第6次小田原市総合計画「2030ロードマップ1.0」では、「地域経済の好循環」をまちづくりの目標に掲げ、まちのにぎわいの創出に取り組んでいますが、気候変動についても地域企業や事業所等と連携を図りながら、地域内の経済と環境の好循環を目指してまいります。
 夜は、橘タウンセンターこゆるぎにおいて、橘北地区まちづくり委員会の皆さんとの地域活動懇談会を開催しました。
 橘北地区まちづくり委員会は、平成26年度に発足。令和4年度は53名の委員、20の自治会や各種団体などで構成されています。また、「福祉・健康づくり」「防災・減災」「文化・教育」「広報・しもなか通信」「防犯」の5つの分科会で、地域課題の解決に向けた活動に取り組んでおり、この日はそれぞれの分科会活動をご報告いただきました。その中で、地理情報データを活用した危険箇所等の見える化や、各種講座の開催、「ふらっとしもなか」での多世代交流など、地域の特性を生かした活発な活動をされており、地域力の高さを感じました。
 23日は、国府津地区で開催されました「ヤッホーみかんまつり」に伺いました。
 国府津駅前ストリートを元気にしようと、国府津地区に関わる有志の皆さんで結成されたのが、「ヤッホー国府津村役場」。国府津の魅力を再発見し、光を当てるべく、今年度はまち歩きの開催も予定されています。
 今回は、国府津で古くから栽培されている「みかん」にスポットを当てたイベントを開催。BLEND PARKをメイン会場に、地域のお店で様々なワークショップが開かれました。当日は雨にも関わらず、たくさんの方々が参加。コロナ禍ではありますが、こうした活動によって、「人と人」、「文化と文化」がつながることで、新しい発見があるのだと思います。
 24日は、横浜で開催された「令和4年度道路整備の促進を求める神奈川県大会」に出席しました。
 神奈川県内の幹線道路網の整備とその利活用等を図り、安全で活力と魅力ある神奈川を実現するため、県内の道路整備促進期成同盟会神奈川県協議会など13団体が集結し、本大会を開催。「神奈川の道路整備の促進を求める要望書」を決議し、道路関係予算の確保や幹線道路網の整備、道路施設の老朽化対策など、重要案件について確認しました。終了後は、高速道路各会社等にも要望を行いました。

2022/11/29 15:10 | 未分類

 
 

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