12月23日は、第33回ＭＯＡ美術館小田原児童作品展の表彰式を市長室で行いました。
ＭＯＡ美術館では、小田原市と真鶴町の小学生を対象に絵画や書写の作品を募集。既に作品の展示は終わっていますが、新型コロナウイルスの影響で表彰式が中止になったことから、今回、市長賞と教育長賞を直接、私と教育長からお渡ししました。コロナ禍ではありますが、文化・芸術活動は心豊かな生活を送る上で大変重要です。子どもたちには、これからも失敗を恐れず様々なことにチャレンジしてほしいとお伝えしました。
25日は、小田原駅において「TRAIN SUITE四季島（トランスイートしきしま）」の出発式に出席しました。ＪＲ東日本が運航するこのクルーズトレインは、主に東日本を巡る旅として、週末に運行。今回「冬の１泊２日コース」の一部に小田原が組み込まれており、根府川からの日の出観賞や江之浦測候所、市内観光、小田原の豊かな食材を堪能できる食事など、本市の自然や歴史、芸術、美食などが凝縮された形で楽しんでいただける内容となっています。
この日私は、白の駅長服を着用させていただき、小田原駅から出発するTRAIN SUITE四季島にご乗車の皆様を、関係者の方々と一緒にお見送りいたしました。今回の旅をきっかけにまた小田原へ足を運んでほしいと思います。
27日は、２件の寄附がございました。
１件目は、小田原酒販協同組合様から、市の特産品「小田原梅わいん」の売り上げの一部をご寄附いただきました。本市の緑化事業に役立ててほしいとのお申し出から、「小田原市ふるさとみどり基金」へ積み立てをさせていただきます。今回で20回目となる寄附、継続的なご支援に感謝申し上げます。
２件目は、崎村調理師専門学校から、日本赤十字社のウクライナ人道危機救援金へご寄附をいただきました。11月に開催したチャリティー学院祭の収益の一部をご寄附いただいたもので、日本赤十字社神奈川県支部小田原市地区として、地区長である私が受領させていただきました。
同校からのウクライナ人道危機救援金への寄附は昨年６月３日に続き２回目となります。温かいご支援に感謝申し上げるとともに、市としても関係機関と連携しながらウクライナ避難民への支援に取り組んでいきたいと思います。
26、27日の両日夜は、「歳末火災特別警戒」の実施に当たり、消防職員や消防団員の士気高揚を図るとともに、消防団の結束を強化するため、消防署所や消防団詰所等を巡視する「特別巡視」を行いました。
歳末は寒さが厳しくなり、火気の使用頻度が高くなるうえ、空気も乾燥し、火災発生の恐れが増します。小田原市消防本部では、災害のない明るい新年を迎えていただくためにも、12月26日～31日は、巡回広報などによる警戒の呼び掛けや、警備体制の強化、大型店舗への特別査察などを実施しています。
底冷えがする厳しい寒さの中での２日間にわたる夜間特別巡視でしたが、市民の生命と財産を守るため、また、皆さんが安心して新年を迎えることができるよう警戒活動に当たっていただきたいと、激励をいたしました。
