市長コラム

2023年01月11日(水)

市長コラム(令和5年1月11日)

 4日は、市役所大会議室にて「仕事始め式」を行いました。
 3年ぶりとなる対面での開催に当たっては、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、出席者は副部局長以上に絞るとともに、働き方改革を推進する観点から、年末年始の休日に加えてその前後での年次休暇取得を奨励しているため、在宅や各職場からパソコンで視聴できるようZOOMにてライブ配信もいたしました。
 詳細は割愛しますが、コロナ禍の3年間の経験を踏まえ、大型イベントや地域の行事が復活しつつあること。昨年4月には第6次小田原市総合計画「2030ロードマップ1.0」がスタート。各種事業が既に動き出しており、デジタル化については「電子図書館」や市民通報アプリ「おだわら忍報」の運用開始など、実装段階に入っていること。また、脱炭素の分野では今後5年間で獲得した65億円もの国の交付金を活用し、責任を持って取組を進めていくこと等々、昨年を振り返りつつ、各種重要案件について改めて職員と共有。
 今年は総合計画が2年目に入り、私自身、市長就任4年目となります。私はいつも職員に言っていますが、前例がないからこそ失敗を恐れずチャレンジしてほしいこと、何事にもスピード感を持って取り組んでほしいことなどを伝えつつ、市民とともに一緒に考えながら、最後の最後まで諦めずに一丸となって頑張っていこうと、呼び掛けをいたしました。
 5日朝は、公設地方卸売市場の初市式に出席しました。
 初めは「水産市場」へ。相模湾で水揚げされた地魚などを扱った初競りが早朝から行われ、その熱気が残っている中、水産関係者による初市式が開催されました。漁港周辺は、開業3周年を迎えた「漁港の駅TOTOCO小田原」をはじめ、飲食を楽しむ観光客でここ数年大変な賑わいを見せています。
 新型コロナウイルスや物価高騰などの影響も続いていますが、そのような中でも関係者の皆様のご努力により、小田原の魚の認知度、ブランド力は確実に高まっていると感じています。式の最後には、今年一年の安全と豊漁、商売繁盛を手締めで祈願するとともに、参加者へヤガラ鍋が振る舞われました。
 そのあとは「青果市場」へ。
 当市場で扱っている「小田原いちばやさい」が並べられ、それらをアピールするいくつもののぼり旗が並ぶ中、初市式を開催。こちらでも地元で採れた新鮮な野菜や果物の初競りが朝早くから行われました。
 毎日の食生活に欠かすことのできない生鮮食料品の安定供給に当たっては、関係者の皆様の並々ならぬご苦労があることと思います。引き続き、小田原いちばやさいのPRや普及活動に努め、新鮮で美味しい小田原の野菜を数多くの方に手に取ってもらえるよう関係者の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。こちらも最後は、威勢よく万歳三唱で新年のスタートを祝いました。
 11時からは、市民交流センターUMECOにて、市内官公署の皆さんにお集まりいただき、「新年交賀会」を開催しました。
 新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、十分な感染対策と式の簡略化を図った上での対面の開催では、市政の近況、今後の展望などをしっかりと共有させていただきました。「世界が憧れるまち"小田原"」の実現に向けて、関係者の皆様のご協力をいただきながら、オール小田原で取り組んでいきたいと思います。

2023/01/11 13:29 | 未分類

 
 

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