市長コラム

2023年01月27日(金)

市長コラム(令和5年1月27日)

 22日は、おだわら駅伝競走大会の開会式に出席しました。新年1月恒例のスポーツ行事となっていたこの駅伝大会は、新型コロナウイルスの影響で実に3年ぶりの開催。地区対抗の部では16チーム、事業所などの一般対抗の部では12チームが参加しました。
 全7区間、全長約30キロに及ぶコースは、国府津・曽我丘陵を越える小田原の地形を生かした起伏に富んだもの。小田原アリーナがスタート・ゴールとなっており、私がスターターを務めさせていただきました。勢いよく飛び出していった選手たちは、2時間前後でゴール。結果、地区対抗の部では、「国府津」が前回大会に続き優勝、一般対抗の部では、「小田原高等学校」が優勝されました。参加された選手の皆さん、お疲れ様でした。
 その後は、小田原三の丸ホール小ホールで開催されました「玉の緒会 長唄 お弾き初め」でご挨拶をさせていただきました。長唄は18世紀以降、歌舞伎音楽として特に江戸で発展した三味線音楽で、その後、劇場から離れた純粋の音楽として演奏されてきました。
 小田原では、杵屋響泉(きねや きょうせん)さんが、その世界の第一人者として広く知られており、市民功労賞の受賞のほか、国指定重要無形文化財「長唄」の保持者として認定されています。小田原における長唄は、伝統文化としてしっかりと根付いています。
 
 その後は、小田原三の丸ホール大ホールにて、「北原白秋没後80年記念事業 小田原童謡大使 ベイビーブーミニコンサート」を鑑賞いたしました。
 国民的詩人である北原白秋は、小田原に居住した8年2か月の間に数々の童謡作品を創作されました。令和4年は白秋没後80年の節目であったことから、本市では特別展や記念講座など、様々な記念事業を開催。そのフィナーレを飾っていただいたのが、小田原童謡大使として活動されているベイビーブーさんです。
 当日は、白秋作品の朗読や花園幼稚園・みみづく幼稚園の園児による可愛らしい歌声、コールこまちよによる歌唱、そして最後はベイビーブーさんによる素晴らしいコーラスがあり、三の丸ホール全体が白秋の詩と美しい歌声に包まれました。

2023/01/27 14:25 | 未分類

 
 

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