26日は、医療法人邦友会小田原循環器病院から、小田原三の丸ホール来館者の安心安全向上のため、ＡＥＤ一式（本体、収納ボックス、置台、台座）をご寄贈いただきました。
同病院は、心臓、腎臓疾患の専門病院として1981年に開設され、救急指定病院として24時間体制で患者を受け入れるなど、地域に根差した取組を行っており、その一環としてＡＥＤご寄贈の申し出をいただいたものです。このたびのご支援に感謝申し上げるとともに、有事の際には迅速に対応できるよう、ＡＥＤを活用した防災訓練なども実施してまいります。
その後は、関係団体の出席の下、小田原警察署の武道始式が開催されました。
式では、警察官による柔道・剣道の試合、実戦の逮捕術など、日頃の訓練の成果が披露されました。日夜、地域の安心安全、治安維持のためご尽力いただいていることに敬意と感謝を申し上げます。
その後は、おだわら子ども若者教育支援センターはーもにぃにおいて、医療的ケア児支援者基礎研修会の開催に当たり、ご挨拶をさせていただきました。
医療的ケア児とは、日常生活や社会生活を営むために恒常的に医療的ケアを受けることが不可欠である児童で、近年の医療技術の進歩に伴い医療的ケア児は増加傾向にあります。それに伴い、社会全体での支援・施策の展開や、保育所等の受け入れにおいてはしっかりとした準備・連携体制が必要となっています。
小田原市総合計画「2030ロードマップ1.0」において、「子ども・子育て支援」は重点施策の一つに位置付けていることから、今後医療的ケア児の対応についても、関係機関・団体などと連携しながら、取組を進めていきたいと思います。
その後は、コムテック株式会社と小田原市役所の若手職員同士による意見交換に出席をいたしました。
コムテック株式会社は本市に支店を持ち、ＩＴビジネスを全国展開している一方、市内穴部の事業所では障がい者雇用にも力を入れていただいています。また、昨年は市内栄町に新社屋を新築。５月の開所式にお招きいただいた際、若手職員同士の意見交換をぜひやりたいとのお声掛けをいただき、今回の意見交換が実現したものです。
当日は、コムテック株式会社の新社屋において、若手職員総勢20名が参加。「小田原の未来」と題し、公民連携や若者・女性活躍、美食のまちなどの本市が目指すまちづくりについて、意見を交わしました。民間と行政、立場の違いはありますが、それぞれの強みを生かし、連携し補完し合うことで、地域経済の発展につながっていくと考えています。今回の意見交換をきっかけに、双方が良い刺激を受け、新たな取組や連携が生まれることを大いに期待しています。
