市長コラム

2023年02月06日(月)

市長コラム(令和5年2月6日)

 30日は、百歳を迎えられた岩本美登里さんと髙山リンさんのお二人を訪問し、百歳の長寿をご家族の皆さんとともに祝福しました。お二人の元気なご様子に私もエネルギーをもらいました。高齢者がいきいきと、そして安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。
 その後は、おだわらイノベーションラボにおいて、脱炭素社会の実現を目指す取組を進めるため、二つの包括連携協定を締結しました。
 一つは、富士急湘南バス株式会社との協定。脱炭素社会の実現に向けた取組や、防災・災害の分野において連携を進めてまいります。具体的には、同社によるEVバスの導入・運行によって二酸化炭素の排出量削減を図るほか、災害時にはEVバスを蓄電池として利用。避難所での電源供給や救護活動としての利用が期待されます。
 もう一つは、日本交通横浜株式会社と株式会社Mobility Technologiesとの協定。両社が関わるタクシー産業GXプロジェクトにおける「タクシーのEV車両化」等の取組は、先日国土交通大臣が日本交通横浜株式会社小田原営業所を視察され、話題になりました。今回の協定では、脱炭素社会の実現・エネルギーマネジメントの高度化に向けた取組を進めるほか、防災・災害対策、環境エネルギー教育等を通じた啓発活動などについて、連携して取り組んでいくことを確認しました。
 夜は、市民と市長との地域活動懇談会として、緑地区まちづくり委員会の皆さんとの懇談会を開催しました。市長就任後、市内26地区での開催を進めていますが、今回で22地区目となります。
 緑地区は、小田原駅東口を中心に広がっており、複数の商店街が連なる小田原における地域経済の中心とも言える地域です。地域活動に目を向けると、平成27年度に「緑地区まちづくり委員会」が発足。これまでに防犯や防災、イベントカレンダーの作成など、地域課題の解決に向けた活動に取り組んでこられました。一方、学区と自治会連合会区域の相違など、地域特性による難しい課題も抱えています。
 このたびの懇談会でいただいたご意見・ご要望はしっかりと受け止め、「このまちに住んでよかった」と実感していただけるよう、持続可能な地域社会の実現に向けて、取り組んでまいります。

2023/02/06 16:35 | 未分類

 
 

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