市長コラム

2022年01月25日(火)

市長コラム(令和4年1月25日)

 19日は、関東学院大学地域創生特論(小田原)で講演しました。このカリキュラムは7回の連続講座で、初回に私が小田原の概観を、その後は職員がそれぞれの政策を、そして最後に私が「基礎自治体のあり方」を講義するという構成になっています。私が登壇した過去3回の講義は全てオンラインでしたが、今回は金沢八景のキャンパスで対面の講義となりました。やはり対面だと学生の直接の反応が伝わってくるので、力が入ります。何かを感じ取ってもらえれば嬉しいと思います。また、学生の中には公務員志望の方もいらっしゃるようなので、いつか、小田原市職員として一緒に活動できればいいなと期待しています。
 
 22日は、三の丸ホールで開催された地域活動シンポジウムに参加しました。昨年は開催できませんでしたが、今年で17回目のシンポジウムです。主催の小田原市地域活動推進協議会は、自治会総連合や民生委員児童委員協議会、地区社会福祉協議会連絡協議会など14の地域団体が活動しております。小田原市は全国でも特筆すべきレベルの地域活動が展開されています。コロナと向き合いながらも、その活動を停止することなく、様々な工夫を凝らしながら進化しています。それは、事例発表された国府津地区まちづくり推進委員会や小田原市PTA連絡協議会の活動からも感じとることができました。令和4年度は2030年までに「世界が憧れるまち"小田原"」をつくるための、新しい総合計画がスタートします。それは地域課題に向きあう様々な団体の活動なしには実現ができません。今後の更なるご活躍に期待いたします。
 23日は、三の丸ホールで神奈川県主催の「カナガワ リ・古典プロジェクトin小田原」が開催されました。テーマは「伝統をひもとき、文化をむすぶ。」です。
小田原での開催は2回目ですが、前回(2016年)の時は、小田原城本丸広場が会場でしたが、豪雨によりプログラムを大幅に変更せざるを得ない状況でしたが、今回は屋内開催なので天候の心配をせずに済みました。
 登壇されたのは、栢山田植歌保存会、相模人形芝居下中座、小田原囃子多古保存会、箱根湯本芸能組合、宮城野獅子舞保存会の5団体です。コロナ禍で2年振りの公演という団体もありました。この催しは伝統芸能を保存しながらも時代に合わせて進化することを目標に掲げており、今回はデジタル映像を駆使した取り組みでした。鑑賞できなかった方のために、後日YouTubeでも配信されるそうです。まさに伝統芸能がライブエンターテイメントになったような気がしました。

2022/01/25 16:59 | 未分類

 
 

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