市長コラム

2022年05月23日(月)

市長コラム(令和4年5月23日)

 15日は、下曽我駅開業100周年記念式典に伺いました。
 今年は鉄道開業150年、国府津駅開業135年と鉄道史にとって節目の年です。1887年に東海道線が国府津まで開通し、小田原に初めて敷かれた鉄道となりました。その後、松田、山北、御殿場を経て沼津まで延長されました。沿線に住む方々は鉄道開通を契機とした地域の発展に期待を寄せました。そこで、下曽我で新たな駅の開業が望まれ、県議会議員、衆議院議員を務めらた長谷川豊吉翁が立ち上がり、1922年5月15日に下曽我駅の開業となりました。
  式典の会場となった、下曽我駅前ロータリーには、次から次へと関係者が集まり、華やかな式典となりました。式典では、長谷川豊吉翁のお孫さんで、曽我病院理事長の長谷川隆三さんがご挨拶されました。
 その後は、三の丸ホールで開催された小田原華道協会総会に出席しました。
 華道協会は1950年に、各流派の先生14人で発足した湘南花道協会に端を発し、以来、長年にわたり本市の文化・芸術の発展に大きく貢献いただいております。昨年は、小田原三の丸ホールの開館記念事業として、小田原華道協会70周年記念華典2021を催してくださいました。今年度は、「小田原ならではの文化によるまちづくり基本計画」スタートの年ですので、より一層のご支援をお願いしたいと思います。
 総会開催にあたり、各流派の先生方とともに、花を活けるというパフォーマンスに加わりました。一番最後に活けたのですが、作品の出来栄えが参加された方々にどう見えたか気になります。
 16日は、御殿場線利活用推進協議会(神奈川県内4市町、静岡県6市町で構成され、会長が御殿場市長、副会長が山北町長)が御殿場市内で開催されました。
 この協議会は昭和39年に御殿場線電化複線促進連盟が設立されたことに端を発し、いくつかの組織改正を経て平成25年に現在の形になっています。これまで運行本数の増加、I C改札機の導入、I C定期券の跨り利用などに取り組んでまいりました。T O I C AとS U I C Aの一般客の跨り利用については、まだ実現に至っておりませんが、引き続き、要望活動を展開してまいります。
 その後は、箱根ジオパーク推進協議会総会がオンラインで開催されました。
 箱根ジオパークは、日本ジオパーク認定から10年の節目を迎えることができました。本市では、小田原駅西口に総合案内板の設置や、小田原駅観光案内所にてパンフレットの配架、また、コロナ禍を考慮してのオンラインツアーの開催など、ジオの魅力を発信してまいりました。
 総会後は、関係する2市3町(箱根町、真鶴町、湯河原町、南足柄市、小田原市)の首長から、10年を振り返るご挨拶がありました。
 その後、小田原二世会から、本市のウクライナ避難民に対する人道支援に対してご寄附をいただきました。
 小田原二世会は、私も昨年度まで在籍し、無事に定年を迎えて卒業しましたが、毎年、市内の保育園児、幼稚園児を対象に人形劇を開催しておりました。今回のご寄附はしっかりご意思に添うように、活用してまいります。

2022/05/23 16:29 | 未分類

 
 

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