市長コラム

2022年07月08日(金)

市長コラム(令和4年7月8日)

 6月28日は、三島市の市民農園施設を視察しました。訪問したのは、「山田川自然の里」と「佐野体験農園」の2箇所です。
 山田川自然の里は、山田川流域の織り成す自然環境を活かして、生態系に配慮しつつ、放棄されていた田畑・森林及び竹林を市民農園整備促進法を活用して、整備された農園です。平成21年3月にオープンし、農園貸出区画は77区画で、約3.2ヘクタールです。
 維持管理は山田川グリーンツーリズム研究会が行っており、収穫体験、農業体験、講習会などを開催しています。敷地内には水辺の散策路や滝も配置されており、農園利用者のほか、散策に訪れる方も多いそうです。
 次に訪問したのが、佐野体験農園です。
 この農園は、箱根西麓野菜の生産量の拡大や企業の農業参入などの地産地消施策の推進、耕作放棄地の解消、都市住民等に対する魅力ある体験交流空間の整備など、農用地の多面的利用や地域農業の振興及び地域の活性化を総合的に推進するため、佐野見晴台団地に隣接した耕作放棄地を市民農園として整備されたもので、平成24年8月にオープンしています。農園貸出区画は92区画で、約1.4ヘクタールです。
 この農園の特徴は、有機農業を学べる農園として化学肥料・農薬は原則使用しないため、安全安心な作物の収穫が可能であることです。私が現場を訪れたのは夕方近くでしたが、近所の方々が野菜カゴを持って夏野菜の収穫に来られていました。収穫したての野菜が夕飯の食卓を飾ることを考えると、なんて素敵な生活なのかと思いました。

2022/07/08 15:12 | 未分類

 
 

ページトップ