市長コラム

2022年08月05日(金)

市長コラム(令和4年8月5日)

 7月27日は、大窪地区市民と市長との地域活動懇談会に出席いたしました。
 大窪地区は、平成22年にまちづくり実行委員会を発足し、平成30年度以降は健康・福祉分科会と、防災分科会の2つの分科会を中心に活動をされております。コロナ禍でも工夫して活動を継続されております。意見交換でも、幅広な意見が沢山出されました。終了後の風が心地よかったです。
 簡単には解決できない課題もありますが、しっかりと地域を向き合いながら、少しでも前進できるように取り組んでまいります。
 28日は、市役所2階談話ロビーで開催されている、共生社会の実現にむけたパネル展を視察いたしました。
 神奈川県の「ともに生きる社会かながわパネル展」、本市の「農福連携の取り組み」、「エンパワープロジェクトの紹介」のパネルを展示するとともに、障がい者事業所ブースも設置いたしました。ブースで購入したコップやマグネット、ポーチなどは実用的ですし、多肉植物もしっかり育てたいと思います。誰もがその人らしく生きる社会をつくりあげていきたいと思います。
 その後は、デジタル庁主催のオンライン意見交換会に参加しました。
 この会は、デジタル田園都市国家構想推進交付金(デジタル実装タイプT Y P E1)の採択を受けた自治体のうち、デジタル庁に出向中の自治体職員による企画で、首長と現場のD X実施への機運と一体感を醸成し、かつ現場課題解決のヒントとするものです。私にとっても、他の自治体の取り組み内容を勉強する、良い機会となりました。
 会議中、ずっと各自治体の視聴者による前向きなコメントがチャットで鳴り止まない会議でした。だんだん、こういう会議が多くなるのでしょう。
 29日は、森林・林業・木材業関係者との意見交換会を開催しました。
 最近はウッドショックや、原油高騰などにより不安定な情勢が続いています。特に、林業に関しては、植樹から製品化までの期間が、他の産業に比べて極端に長く、例えば、切り出した木材を製材して乾燥させるだけでも、数年の歳月を要します。したがって、長期スパンで政策を進める必要があります。
 神奈川県では水源環境保全税を、国では森林環境譲与税を創設し、安定的な財源確保に務めており、一定の政策効果はでていると思われますが、本当の意味での循環型経済を形成するには至っておりません。なかなか、答えを見出しにくい状況ですが、今後とも関係者との対話を通じて、一歩でも前進できるように取り組んでまいります。

2022/08/05 17:02 | 未分類

 
 

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