市長コラム

2022年09月09日(金)

市長コラム(令和4年9月9日)

 少し時間が空きましたが、8月の公務について振り返ってお伝えしたいと思います。

 29日は、ライオン株式会社ウェルビーイング研究所の若手職員と市の若手職員との交流会から政策提言をいただくため、おだわらイノベーションラボに伺いました。
 この交流会は、SDGsパートナーになっているライオン株式会社と市福祉健康部からそれぞれ3名の計6名の職員が「健康」をテーマに、本年2月から交流活動を開始。3チームに分かれ、健康寿命の延伸を目指すための施策について半年間活動されましたので、今回はその最終報告をいただきました。
 報告会では、ライオン株式会社さんの強みを生かした「口腔ケア」を切り口に提言をいただきましたが、今回の活動で得られた成果や学びをぜひそれぞれの業務に生かしてほしいと思います。
 その後、小田原の教育に関する懇談会に出席いたしました。
 本市では今年度、市教育大綱と教育振興基本計画の改訂作業を進めていますが、このたび高校生、大学生、保護者、学校関係者の方々にご参加いただき、教育長も参加のうえ、小田原の教育について意見交換を行いました。
 参加者からはICT教育や保育・教育の質の向上、多様性の認知、職場環境など、様々な観点からご意見をいただきましたので、ご意見を参考にしっかりと計画づくりを進めてまいります。
 30日は、小田原地区木材業協同組合の皆さんと意見交換を行いました。
 木材業を取り巻く現状や課題、小田原産木材の利活用などについてお話を伺いました。本市では公共施設において小田原産木材を利用した木造化・木質化を進めており、特に学校施設を対象に、東富水小、酒匂小、豊川小、新玉小で内装の一部木質化を行っています。今後も小田原産木材の普及拡大に向けて、引き続き取り組んでまいります。
 その後、神奈川県行政書士会小田原支部の皆さんと意見交換を行いました。
 行政書士会小田原支部には、毎月第3土曜日の午後2時から午後4時まで、マロニエにて相続・遺言、成年後見、各種許認可申請などの作成・手続きについて、市民向けの無料相談を行っていただいています。
 特に、成年後見制度については、全国的に利用者は増えつつあるものの、まだまだ認知度が低く、十分に利用されていない状況となっています。同支部の皆さんには引き続きご協力をお願いしたいとお伝えしました。
 31日は、「酒匂川橋梁(きょうりょう)」の記念碑除幕式に出席いたしました。
 酒匂川スポーツ広場の上流に位置する「酒匂川橋梁」は、1920年(大正9年)に架けられて以降、関東大震災により被害を受けながらも、これまで100年超にわたり交通の要衝として、小田原市の発展を支えてきました。世界に誇る土木技術の歴史を今に伝える貴重な鉄道橋梁として、2019年に「土木遺産」として認定されたことを記念し、湘南建設業協会、土木学会関東支部、小田原箱根商工会議所、小田原市の4者で組織する酒匂川橋梁記念碑設置実行委員会が、市内寿町の酒匂川右岸に記念碑を設置したものです。
 除幕式で私から、鉄道網を支えていただいているすべての関係者の皆様に改めて感謝を申し上げるとともに、多くの方々に橋梁が果たしてきた役割を知っていただきたい、と挨拶いたしました。

2022/09/09 09:07 | 未分類

 
 

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