市長コラム

2022年11月02日(水)

市長コラム(令和4年11月2日)

 10月29日は、三の丸ホールで開催されました小田原ガス株式会社による「秋のガス展2022」に足を運びました。
 未来のガスマンへのきっかけづくりにもなる、子ども向け仕事体験ワークショップのブースでは、興味を持った親子連れで大盛況。子どもたちが真剣な眼差しで仕事体験にチャレンジしていました。そのほか、マルシェにより人・モノ・地域・社会のつながりの"わ"を広げる取組「おだワクマルシェ」の開催やキッチンカーの出店など、地元企業による地域活性化の側面もあるイベントは多くの方で賑わっていました。
 その後は、富水小学校で開催されました「富水地区まちづくり第9回ワイワイフェスタ」 にうかがいました。このイベントは、富水地区まちづくり委員会と地区社会福祉協議会が共催、地区自治会連合会が後援という、まさに富水地区の地域活動団体が一体となり開催されているもの。
 当日は、屋内運動場ではステージ発表や体験イベント、物品等の販売のほか、屋外ではお店が出るなど、お子さんからお年寄りまで楽しめるイベントとあって、多くの方が来場されていました。3年ぶりの開催に改めて地域の絆や連携を確認できた、そんなイベントになったのではないかと思います。
 10月30日は、始めに小田原漁港で開催されました「小田原あじ・地魚まつり2022」にうかがいました。
 冒頭、「地魚・包丁供養の儀」に参加。海の恵み、そして道具への感謝の心を水産関係者で共有した後、早速会場へ。すると、すでに朝の時点で多くの方が来場。小田原の新鮮な地魚を買い求めている方、グルメを楽しんでおられる方などで大盛況となっていました。また、この日は、「さわる水族館」や小田原の名物「かます棒」を作る体験なども開催され、家族連れにも大人気だったとのこと。改めて、小田原の「水産業」に対するポテンシャルの高さを感じました。
 このところ水産関係は話題が豊富。小田原漁港で早朝に水揚げされた魚を、JR東海道線の特急「湘南」で東京駅の店舗に運ぶ「はこビュン」の実施。小田原で獲れるあんこうを使った「おだわらあんこうカレー」の商品開発。そして、漁港の駅TOTOCO小田原をはじめとした小田原漁港周辺の連日のにぎわい。今後も水産関係者の皆様と連携しながら、水産業の強化に取り組んでいきたいと思います。
 その後は、豊川、二川、万年、足柄の各地区の健民祭に足を運びました。
 各地区とも新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催。準備や各種調整を行われた自治会連合会や体育協会等、関係者各位のご努力に敬意を表するとともに、こうした地域のイベントが増えつつあることを大変うれしく感じています。
 その後は、入生田にある長興山紹太寺の文化財一般公開にうかがいました。
 今年8月に結成された「長興山歴史保存会」が主催の一般公開は、「長興山紹太寺の境内絵図」や「絹本着色 鉄牛和尚の画像」「鉄牛和尚の血書」などの市指定文化財のほか、紹太寺所有の文化財を展示。周囲の歴史散策も行われたとのこと。普段はハイキングコースとしても楽しめるようですので、ぜひ歴史を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。
 その後は、一般社団法人小田原歯科医師会の創立100周年記念式典に出席いたしました。
 同会は大正10年に設立、以来100年にわたり、住民の健康と生命を守るために、地域に根差した歯科医療に従事していただいています。具体的には、休日急患歯科診療所や障がい者に対する歯科二次診療所の運営、歯科検診・口腔がん検診の実施などにより市民の健康維持にご尽力いただいているほか、「おくちのけんこうフェスティバル」の開催などを通して、歯や口腔の健康に対する啓発活動にも力を入れていただいています。
 同会のほか、小田原医師会・小田原薬剤師会を含めた三師会との連携は、市民が健康にそして安心して暮らしていくために大変重要であり、地域医療体制の礎となるものです。今後も医療・福祉の充実に向け、引き続きお力添えをいただきたいと思います。

2022/11/02 15:11 | 未分類

 
 

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