市長コラム

2022年11月04日(金)

市長コラム(令和4年11月4日)

 10月31日は、「小田原の底力実行委員会」の栗原代表ほかの皆さんが、「World Wellness Weekend」において、日本で最もアクティブな都市「MOST ACTIVE CITY IN JAPAN」の受賞報告に来てくださいました。
 先の9月に世界140か国で同時開催された「World Wellness Weekend(国際スポーツ&ウェルネスウィークエンド)」に参加した小田原市では、市内をフィールドにヨガなどのウェルネス体験を実施。こうした取組が評価され、同賞の受賞となりました。
 4月にスタートした第6次小田原市総合計画2030ロードマップ1.0の中でも、健康増進や健康寿命の延伸は重要なテーマとなっていますので、民間団体や地域などとも連携し、取組を進めていきたいと思います。
 その後は、箱根寄木細工伝統工芸士の本間昇さんが、個展開催の報告と著書の寄贈のため表敬訪問されました。
 ご訪問を受ける前に、先にギャラリー城山で開催された個展「九十翁(きゅうじゅうおきな)本間昇 守破離(しゅはり)する寄木展」にて、本間さんからお話をうかがうことができました。お話の中では、師匠であったお父様から基礎を徹底的に教え込まれ、基本に忠実に作品を作ってこられた。70歳を過ぎた頃から、ようやくその基本をベースに自分オリジナルなものを取り入れた創作品を作るまでになったとのこと。個展のタイトルにもなっている、型を守りながら、修行を積み重ね、型を破り、自分のものとしていく「守破離」の重みを本間さんの言葉から感じました。
 このたび、90歳の節目に刊行されご寄贈いただいた著書は、市内小中学校に配架し、地場産業の発信に活用させていただく予定です。
 11月1日は、梅の里センターにおいて「市民と市長との地域活動懇談会」を開催しました。
 今回は下曽我地区団体運営協議会の皆さん。下曽我地区では、平成27年度に同協議会が発足。各自治会を含めた21団体等が、「安全なまちづくり」、「曽我の里づくり」、「下曽我ケアタウンづくり」を目標に、「児童の健全育成・防犯・防災」、「地域振興・文化・環境美化」、「福祉・健康づくり」の3つの分科会に分かれ、情報交換や活動支援に取り組まれています。
 下曽我地区は、豊かな自然環境や歴史文化を背景に、地域の活動やイベントなどが活発に行われており、それを支える人々、地域コミュニティの絆が深い印象。ただ、どの地区も担い手不足は大きな課題となっています。地域の意見をお聞きしながら、より良い活性化策を検討していきたいと思います。
 11月2日は、「小田原市企業市民まちづくり協議会」を開催しました。
 この協議会は、企業の視点からまちづくりの課題に対し、ご提言をいただき市政運営の参考にするとともに、相互の交流・情報交換の場として、市内14の企業にご参画いただいています。新型コロナウイルス感染症の影響で、対面での会議は3年ぶりとなりました。
 当日は、ゼロカーボンの取組について情報共有をした後、まちづくり全般について意見交換を行いました。市長就任以来、「地域経済の好循環」をまちづくりの目標に掲げており、企業との連携や公民連携事業は、本市の成長にとって欠かせないものとなっています。今後も企業の皆様との連携を強化してまいります。

2022/11/04 16:37 | 未分類

 
 

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