市民と市長の懇談会~しもふなかコンパス~
令和3年12月23日に、「しもふなかコンパス」とマロニエで懇談会を実施しました。
しもふなかコンパスさんは、下府中地区で暮らす高齢者のために、「医療」「介護」「福祉」をはじめとする様々な立場の方々が垣根を越えて連携し、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを送り続けることができるよう活動しています。
新型コロナウイルス感染症が拡大し、地域活動が停滞していた時勢においても、ハンドブックの発行や「昼のおはなし会」の開催など、オリジナリティあふれる活動を積極的に展開していただいています。
新型コロナウイルス感染症が拡大し、地域活動が停滞していた時勢においても、ハンドブックの発行や「昼のおはなし会」の開催など、オリジナリティあふれる活動を積極的に展開していただいています。
昼のおはなし会
認知症の家族を支えることを目的に、認知症にかかわる関係者が集まって認知症について学び、語り合う場。
認知症の家族を支えることを目的に、認知症にかかわる関係者が集まって認知症について学び、語り合う場。
11月28日に開催した「昼のおはなし会」のようす
はじめに、アイスブレイクのため「しもふなかコンパス体操」。この体操は、代表の小林さんが作詞・作曲した「しもふなかコンパスのうた」にのせて、唐木整形外科の理学療法士が監修した介護予防のための地域オリジナル体操です。体操で心も体もほぐれてからの懇談となります。
懇談会の前半では、守屋市長もオブザーバーとして定例会に参加しました。定例会では、これまでの活動報告や、11月28日に開催した「昼のおはなし会」の振り返りなど、活発な議論がなされました。出席した全員が発言し、細かな部分まで見直しながら次回の開催を目指します。
定例会を聞いていた守屋市長からは、「楽しみながら会議しているように見えました。定例会に限らず、すべての活動がそんな雰囲気なのでしょう。これが活動が続けるための秘訣かもしれないですね」とのコメントも。
懇談会の前半では、守屋市長もオブザーバーとして定例会に参加しました。定例会では、これまでの活動報告や、11月28日に開催した「昼のおはなし会」の振り返りなど、活発な議論がなされました。出席した全員が発言し、細かな部分まで見直しながら次回の開催を目指します。
定例会を聞いていた守屋市長からは、「楽しみながら会議しているように見えました。定例会に限らず、すべての活動がそんな雰囲気なのでしょう。これが活動が続けるための秘訣かもしれないですね」とのコメントも。
しもふなかコンパス体操をみんなで
活動報告
懇談会のようす
その後の市長との懇談の中では、定例会の中でも出てきた高齢の参加者の移動手段や会の活動経費、そして、「しもふなかコンパス」を知らない人への周知方法など、様々な課題について発言がありました。
一方で、活動を続けるモチベーションについては、「自分たちが楽しいこと」「参加する人からの声や地域の人の反応がうれしい」など、前向きな声も聞くことができました。
一方で、活動を続けるモチベーションについては、「自分たちが楽しいこと」「参加する人からの声や地域の人の反応がうれしい」など、前向きな声も聞くことができました。
守屋市長
今日は多くの意見をいただき、ありがとうございました。
比較的に交通利便性の高い下府中地区でも、移動手段に関する課題などがあると聞き、やはり個々の事情があり、どの地域でも課題になっているのだなと感じました。市では、暮らしを豊かにするデジタル化を進めています。デジタル技術を活用しながら、様々な課題にアプローチをしていきます。
地域包括ケアシステムは、難しい課題もたくさんありますが、この下府中の地では確実に進んでいます。今後、他の地域にも紹介していきたいと思っています。課題は多いかと思いますが、ぜひ活動を続けていってください。
今日は多くの意見をいただき、ありがとうございました。
比較的に交通利便性の高い下府中地区でも、移動手段に関する課題などがあると聞き、やはり個々の事情があり、どの地域でも課題になっているのだなと感じました。市では、暮らしを豊かにするデジタル化を進めています。デジタル技術を活用しながら、様々な課題にアプローチをしていきます。
地域包括ケアシステムは、難しい課題もたくさんありますが、この下府中の地では確実に進んでいます。今後、他の地域にも紹介していきたいと思っています。課題は多いかと思いますが、ぜひ活動を続けていってください。
懇談会を終えて
地域包括支援センターしもふなかの職員と各グッズ
「しもふなかコンパス」の紹介
団体概要 | ・平成30年2月に、地域包括支援センターしもふなかが主催する「圏域ケア会議」の中で、地域の課題に対し各々の立場でできることを整理し、それまでの会議の意見を踏まえた取組を進めるため、有志が集まり、同年4月から活動を開始しました。 |
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主な活動内容 | ・昼のおはなし会 ・情報誌「しもふなかコンパス」の発行 ・コンパス隊活動 ・しもふなかコンパス体操の普及 ・グッズ作成 |
問い合わせ先 | 地域包括支援センターしもふなか 電話:0465-48-1101 住所:小田原市酒匂956-1 介護老人福祉施設ジョイヴィレッジ内 |
市長コラムから(抜粋)
2021年12月27日(月)
市長コラム(令和3年12月27日)
夜は、市民と市長との懇談会事業として「しもふなかコンパス」の定例会に伺いました。しもふなかコンパスは、地域包括支援センターしもふなかが主催する「圏域ケア会議」の中の議論から平成30年2月に誕生した団体です。これまでに、昼のおはなし会の開催や情報誌の発行のほかオリジナルの歌や体操も生み出すなど、精力的に活動されています。メンバーの皆さんがそれぞれの立場で、個性を生かしながら協力して事業を実施しており、何よりも楽しんで活動していることに感動しました。地域包括ケアシステムは全国で行われていますが、なかなか地域に根付いた活動を継続するのは大変です。今後の活躍にご期待いたします。
この情報に関するお問い合わせ先
広報広聴室 広聴係
電話番号:0465-33-1263