金次郎ゆかりの「捨苗栽培地跡」で稲刈りを実施
令和2年10月13日(火)、報徳小学校の4年生(61人)が、二宮尊徳(金次郎)ゆかりの「捨苗栽培地跡」で稲刈りを行いました。
この取り組みは、食生活の中心である米の大切さや、稲作についての理解を深めるとともに、尊徳翁の教えをはじめとした郷土文化を学ぶため、毎年行っているものです。
6月の田植え体験はコロナ禍の影響で実施できませんでしたが、桜井稲作組合の皆さんが子どもたちに代わって田植えを行ってくださったおかげで、今年も収穫の秋を迎えることができました。子どもたちは、組合の方から鎌の使い方や稲の束ね方などの指導を受け、鎌を使った昔ながらの方法で稲刈りを行いました。刈り取った稲は「稲架」(はざ)と呼ばれる横木に吊るして、天日干しにしました。
稲刈りが終わった後は、尊徳翁の「積小為大」の教えにならい、大切なお米を無駄にしないよう、一人20本を目標に落穂拾いを行いました。また、「脱穀」の体験も行い、刈り取りから一連の作業の流れを学びました。