令和5年度おだわら市民学校卒業式・卒業記念講演を開催しました
今年度は、卒業式とおだわら市民学校名誉校長の神野直彦先生の卒業記念講演を同時開催いたしました。
また、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行して、初めての卒業式となったことから、在校生や卒業生のご家族を迎え入れての開催となりました。
卒業式では、初めにおだわら市民学校の校長である守屋輝彦市長から卒業生一人ひとりに卒業証書が授与されました。
その後、守屋市長から式辞があり、卒業生が受講を継続されたことへの感謝と、卒業生の今後の活躍への期待が述べられました。
次に、卒業生を代表して雨宮幸子さんがご挨拶をされました。学校という響きに憧れて入学して、2年間たくさん学ばせてもらったこと、仲間がたくさんできたことをお話しいただきました。
また、1年目の基礎課程の7割以上、2年目の専門課程・教養課程の7割以上の出席をされた方については、「優良受講者」として記念品が授与され、代表として野路岳秀さんが記念品を受け取られました。
卒業式後は、一般参加者も迎えて、おだわら市民学校名誉校長の神野直彦先生による講演会が行われました。
小田原を発展させるためにも、卒業生の皆様に観客として見ているだけではなく、実践することの大切さを話されていたことが印象的でした。
続いて、卒業生・修了生の事例発表として2名の方に登壇いただきました。
令和4年度「サポートの必要な人を支える」の修了生の小泉奈緒美さんは、現在手話奉仕員養成講座を受講されていて、市民学校で学んだことを分かりやすく発表いただきました。
自己紹介を手話で行って頂いたのですが、卒業生の中にも通じている方がいて大変驚きました。
また、令和4年度卒業生で専門課程「自然を守り育てる」を受講された髙島健史さんは、現在「パパ塾」という子育ての父親同士のコミュニティの場を形成していること、みちしるべラボとして、地域とつながることの重要さについて発表いただきました。
一見すると、受講された分野と現在の活動が異なるように感じるのですが、実は、市民学校で学んだこと、出会った人脈が今の活動に活きているということが良く分かる発表でした。
お二人とも、具体的な活動を実践されており、卒業生の皆様も今後のイメージがふくらんだことだと思います。
改めまして、卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
生涯学習課 林記
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文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
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