第５回目の講座は、「市役所アートツアー」の準備に参加しました。今回の講師である、おだわらミュージアムプロジェクト（OMP）が平成29年度から令和元年度までの３年間の市民提案型協働事業として小田原市所蔵美術品の調査を行い、この台帳を活用して、普段入室することができない市役所執務室等に展示してある絵画の展覧会、シンポジウム、アートツアーなどを開催するものです。
　代表の木下 泰徳氏から、作品の取り扱いや展示の際の諸注意を伺い、受講生は、作品運搬、パネル設置、額の汚れ落とし、作品展示、作品のチャプター貼り付け等を体験しました。
　展示を終えた受講生は活動を振り返り、「作品展示の裏方の仕事を知ることができ、貴重な体験でした。」「作品を水平に飾るのは案外難しかったです。」などと感想を伝え合いました。今後も受講生は、アートマネジメント・ワークショップに参加する他、展覧会の受付や片付け作業を手伝う機会もあり、講座などを通じて小田原の美術界に触れていく予定です。

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。