第7回目の講座は、受講生が第５回講座で準備に携わった「市役所アートツアー」に実際に参加しました。前半は、シンポジウムを開催して、市民団体「おだわらミュージアムプロジェクト（OMP）」から３年間にわたる小田原市所蔵美術品調査の報告や調査により判明した保存状態の事例などの報告の後、市長をはじめとしたパネリストによる意見交換が行われました。
　後半は、２チームに分かれて、庁舎内アートツアーを行いました。OMPの解説を受けながら、普段は入室する機会の少ない会議室などに展示している絵画を熱心に鑑賞しました。
　アートツアーを通じて、郷土ゆかりの作家作品が小田原市役所内に多く所蔵、展示されていることを改めて参加者が認識しました。受講生は、「こんなに素敵な作品が市役所内にあることを、たくさんの人にも知ってほしい。」という思いを持ちました。

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。