令和2年度おだわら市民学校専門課程「サポートの必要な人を支える」第5回を実施しました
第5回目【12月4日(金)】
「『支える』ことについて考える②~認知症高齢者と接する~ボランティアの心得・知識など」
第5回は、「『支える』ことについて考える 2~認知症高齢者と接する ボランティアの心得・知識など~」をテーマに、認知症対応型デイサービスほうとくの管理者で介護福祉士の森田 壮一氏からお話を伺いました。
講義では、「高齢者を取り巻くこれからの日本の環境」、「家族への支援を行う前に知っておくこと」、「認知症とは」、「疑似体験から認知症の方へのかかわり方を知ること」などについて学びました。認知症は、主にアルツハイマー型認知症、脳血管性型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症の4つがあり、中でも、割合の多いアルハイマー型認知症を中心に、お話しいただきました。その主症状として、記憶障害、見当識障害、失語があり、例えば、認知症患者の中には歯ブラシだけ渡しても歯磨きができないが、コップも同時に渡すと歯磨きを始めることができるなど、具体的事例を交えた説明がありました。椅子に腰かける時は椅子の左側から座る、上着の袖に右手から手を通す等、お相手の習慣を日頃からよく見て知っておくことで、スムーズに介助できること、諸症状の特徴とそれに応じた対応を理解することで、支援の幅が広がることを知りました。
また、認知症の疑似体験によって、認知症患者の不安な気持ちを理解することができました。認知症の基礎対応は、いかに不安を軽減させるかであり、受容することが大切だと学びました。
講義では、「高齢者を取り巻くこれからの日本の環境」、「家族への支援を行う前に知っておくこと」、「認知症とは」、「疑似体験から認知症の方へのかかわり方を知ること」などについて学びました。認知症は、主にアルツハイマー型認知症、脳血管性型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症の4つがあり、中でも、割合の多いアルハイマー型認知症を中心に、お話しいただきました。その主症状として、記憶障害、見当識障害、失語があり、例えば、認知症患者の中には歯ブラシだけ渡しても歯磨きができないが、コップも同時に渡すと歯磨きを始めることができるなど、具体的事例を交えた説明がありました。椅子に腰かける時は椅子の左側から座る、上着の袖に右手から手を通す等、お相手の習慣を日頃からよく見て知っておくことで、スムーズに介助できること、諸症状の特徴とそれに応じた対応を理解することで、支援の幅が広がることを知りました。
また、認知症の疑似体験によって、認知症患者の不安な気持ちを理解することができました。認知症の基礎対応は、いかに不安を軽減させるかであり、受容することが大切だと学びました。
当番による司会進行の様子
講師 認知症対応デイサービスほうとく 管理者 森田 壮一氏
意見を述べる受講生の様子
体ほぐしの体操の様子
ジェスチャーを交えた講義の様子
認知症体験の様子
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881