令和2年度おだわら市民学校専門課程「サポートの必要な人を支える」第6回を実施しました
第6回目【3月26日(金)】
「中間振り返り~担い手に求められるもの~・福祉を支える活動団体」
緊急事態宣言が明けて、久しぶりのおだわら市民学校専門課程「サポートの必要な人を支える」の第6回は、「中間振り返り~担い手に求められるもの~・福祉を支える活動団体」をテーマに、JHRB事業協同組合 人材支援課支援員の川井 悠司氏をお招きし、お話を伺いました。
講義では、主に「福祉の担い手(介護職、認知症サポーター)の現状について」、「サポートの必要な人とは」、「福祉の担い手として大切にしたいこと」を学びました。その中で、「5分間何も話さずに、グループでどこかに出掛ける計画を立てる」というグループワークを行いました。これは、認知症の方が思いを口に出せず、ジェスチャーなどの「非言語コミュニケーション」を理解するグループワークで、受講生は、お互いの身振り手振りを手掛かりに、相手の表情をよく見ながら、想像力を働かせて、相手が言わんとすることを確認していました。あらかじめ選ばれていた回答者が「小田原城へ歩いてお花見に行きます。今は、コロナ禍なので、お弁当は食べません。」と答えると、答えが同じでうまく伝わった喜びを感じている人もあれば、自分の考えと違って、伝えることや、受け取ることの難しさを感じている人もいました。川井氏から「うまく伝わったかどうかは、相手の表情でわかります。相手が何を言いたいのか、はっきりわからなかったとしても、肯定的に聞くことが大切です。」というお話がありました。サポートを必要とする方々がよい表情でいられるように、何でも受け入れる気持ちで接する大切さを学びました。
最後に、小田原市社会福祉協議会職員から、ボランティア活動までの流れや、福祉を支える活動団体の紹介があり、受講生が活躍の場を考える機会となりました。
講義では、主に「福祉の担い手(介護職、認知症サポーター)の現状について」、「サポートの必要な人とは」、「福祉の担い手として大切にしたいこと」を学びました。その中で、「5分間何も話さずに、グループでどこかに出掛ける計画を立てる」というグループワークを行いました。これは、認知症の方が思いを口に出せず、ジェスチャーなどの「非言語コミュニケーション」を理解するグループワークで、受講生は、お互いの身振り手振りを手掛かりに、相手の表情をよく見ながら、想像力を働かせて、相手が言わんとすることを確認していました。あらかじめ選ばれていた回答者が「小田原城へ歩いてお花見に行きます。今は、コロナ禍なので、お弁当は食べません。」と答えると、答えが同じでうまく伝わった喜びを感じている人もあれば、自分の考えと違って、伝えることや、受け取ることの難しさを感じている人もいました。川井氏から「うまく伝わったかどうかは、相手の表情でわかります。相手が何を言いたいのか、はっきりわからなかったとしても、肯定的に聞くことが大切です。」というお話がありました。サポートを必要とする方々がよい表情でいられるように、何でも受け入れる気持ちで接する大切さを学びました。
最後に、小田原市社会福祉協議会職員から、ボランティア活動までの流れや、福祉を支える活動団体の紹介があり、受講生が活躍の場を考える機会となりました。
川井 悠司氏の講義の様子
講義の感想を発表する受講生の様子
「発声なし」の条件でグループワークを行う様子
社会福祉協議会が福祉の活動団体の紹介をする様子
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881