農業現場のさまざまな課題を学び、受講生自身が可能な活動をするチカラを育む専門課程「地域の生産力を高める」。第1回目は「小田原の農業を知る」というテーマの基、前半は農業にかかる全国的な組織JA（農業協同組合）の仕組みや、地域のJAである、かながわ西湘農業協同組合における様々なデータや具体的な活動について、かながわ西湘農業協同組合営農部の保田喜保氏からご講義いただきました。
　後半は、小田原市の農業について、生産地と消費地が近く、少量多品目生産をしている本市の現状や課題、取組のほか、この専門課程の講師としてもお迎えする農業者実践団体について、農政課の齊藤主事から説明を伺いました。
　講義後は活発な質疑応答がなされ、受講生の農業に対する興味深さが伺えました。今後、受講生は体験や実習を中心とした講座に取り組んでいきます。
　

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。