令和2年度おだわら市民学校教養課程「二宮尊徳の教えを継承する」第6回を実施しました

第6回目【12月15日(火)】
「尊徳翁の一生と実践~尊徳翁の教え②~」

 教養課程「二宮尊徳の教えを継承する」の第6回目は、「尊徳翁の一生と実践~尊徳翁の教え2」というテーマで、報徳訓や道歌について学びました。
 前半は、尊徳記念館ボランティア解説員の川瀬明徳先生に講師をお願いし、尊徳翁が教えた人としての生き方や社会のあり方について、「天地人の三徳」を中心にお話しいただいた後、「報徳訓」と「道歌(どうか)」について解説していただきました。
 後半は、二宮尊徳いろりクラブのみなさんを講師にお迎えし、会の皆さんが50選の道歌をカルタにしたものを使いながら、道歌について学びました。
 尊徳翁の教えを具体的に学ぶ有意義な時間となりました。

「報徳訓」…父母の根源は天地の令命に在り 身体の根源は父母の生育に在り 子孫の相続は夫婦の丹精に在り
      父母の富貴は祖先の勤功に在り 吾身の富貴は父母の積善に在り 子孫の富貴は自己の勤労に在り
      身命の長養は衣食住の三つに在り 衣食住の三つは田畑山林に在り 田畑山林は人民の勤耕に在り
      今年の衣食は昨年の産業に在り 来年の衣食は今年の艱難に在り 年々歳々報徳を忘るべからず

「道歌」…尊徳翁が人々に親しみやすく教えを伝えるために作った600首余りの歌。
     『天つ日の恵みつみおく無尽蔵 鍬でほりだせ鎌でかりとれ』
     『声もなく臭もなく常に天地は 書かざる経をくり返しつつ』
     『むかしまく木の実大木となりにけり 今まく木の実後の大木ぞ』
   
 
川瀬先生

尊徳記念館ボランティア解説員 川瀬明徳先生

 
三上会長

二宮尊徳いろりクラブの三上会長によるカルタの説明

 
道歌のカルタ

道歌のカルタ

 

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