講座の第5回目は、前回の座学に引き続き、「地域で見守り、地域で支える２～体験、サロン活動～」というテーマで、実際に行われているサロン「サロンこうづ」におじゃまさせていただきました。
　「サロンこうづ」は介護予防事業を皮切りに、国府津地区で月3回実施されているもので、国府津地区まちづくり推進委員会の主催で、地域福祉コーディネーター会の方がスタッフとして企画から運営まで行っており、当日は国府津地区の川口自治会連合会長から国府津地区の特徴やサロンこうづの成り立ちなどをお聞きした後、長谷川コーディネーターから取り組み内容等をうかがいました。その後、実際に行われているサロンに受講者も参加し、参加者と一緒にラジオ体操をしたり、歌を歌ったりしました。途中、近くの保育園児が立ち寄り、運動会のために練習中の歌を披露したり、小学校の特別支援学級の生徒が来て一緒に体を動かしたりして、高齢者と子どもたちの交流も行われていました。これは特別なイベントではなくよく行われているとのことで、「サロン」という場が世代間交流の拠点となっていることがよくわかりました。
 

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。