令和2年度おだわら市民学校専門課程「サポートの必要な人を支える」第8回を実施しました

第8回目【令和3年4月22日(木)】
「ボランティア体験~障がい者と接する~」

 おだわら市民学校専門課程「サポートの必要な人を支える」の第8回は、「ボランティア体験~障がい者と接する~」をテーマに、一般財団法人穀物検定協会米粉食品指導員であり、米粉パン・クッキーの店「こめこめこ」主宰の山口陽子氏を講師としてお招きし、障害者日中活動支援事業所 デイセンター永耕の利用者のクッキーづくりを受講生がサポートする体験を行いました。
 始めに会場の全員が、身支度を整え、手を洗い、手指消毒を済ませ、自己紹介をしました。山口氏から、「利用者さんができることは行っていただき、苦手な部分はサポートしながら作業を進めてください。」というお話がありました。山口氏が随時、先行してクッキーづくりの見本を見せてくださり、利用者と受講生は、2チームに分かれて同時進行で作業を進めていきました。
 受講生は利用者の様子をよく観察しており、例えば、クッキー生地を混ぜる作業中に、「上手だね」、「疲れたら、交代しましょうか」等、さり気なく声掛けをしていました。また、利用者が作業を進めやすいように、ボールを持って動かないようにしたり、次に入れる材料を側に置いたりしました。利用者の頑張りに加え、受講生のサポートにより、作業は終始、和やかに順調に進みました。クッキーが上手に焼き上がると、拍手が沸き起こりました。
 受講生は、「普段やらないことでも、分かりやすい説明のおかげで、難なくできました。一緒に作る中で、様々なことを学べました」等という感想を持ちました。共同作業を通して、障がい者との関わり方を学ぶことができました。
講師 山口氏(手前)を手本に、クッキー生地を混ぜる様子

講師 山口氏(手前)を手本に、クッキー生地を混ぜる様子

生地を混ぜる様子

生地を混ぜる様子

  
利用者の様子を見守る様子

利用者の様子を見守る様子

 
生地の伸び具合を確認する様子

生地の伸び具合を確認する様子

 
型を抜く様子

型を抜く様子

講師に感想を伝える受講生の様子

講師に感想を伝える受講生の様子

おだわら市民学校

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。

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