おだわら市民学校基礎課程「おだわら学講座」の第10回目は、「小田原の子育て事情」というテーマで開催しました。
　まずは、小田原短期大学学長の吉田眞理氏から、「地域を巻き込む子育て支援～地域福祉の観点から～」という内容でお話をお聞きしました。児童虐待や産前産後のうつ、外国につながる家族や貧困家庭などのさまざまな課題があり、それぞれに子育ての支援が必要だということがわかりました。
　次に、小田原市教育長の栁下正祐氏から、「小田原の教育と子どもたちの放課後の居場所について」というテーマでお話を伺いました。
　最後に、3地区の主任児童委員から、「主任児童委員の役割と地域子育て広場の取り組み」についてお話しいただきました。来ていただいた主任児童委員のみなさんは、幸地区の儀保康美氏・新玉地区の山崎由起子氏・富水地区の柳井由美子氏の3人。地域に密着した子育て支援の場である「地域子育て広場」の取り組みについては、受講生も知らない方が多く、この講座に参加して知ることができてよかったという感想が聞けました。

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。