令和2年度おだわら市民学校専門課程「地域の生産力を高める」第8回を実施しました
第8回目【令和3年4月11日(日)】
「小田原農業の課題について知る2~獣害の実態、罠猟による獣害対策~」
おだわら市民学校専門課程「地域の生産力を高める」の第8回目の講座は、「小田原農業の課題について知る2~獣害の実態、罠猟による獣害対策~」というテーマで、NPO法人おだわらイノシカネットのみなさんを講師にお迎えして開催しました。
前半は座学を実施し、まずは事務局の川島さんから鹿やイノシシによる獣害の様子や会の取り組みなどについて、お話を伺いました。次に理事長の穂田さんからくくり罠についての説明、会員の廣川さんから獣が罠に近づいたことを知らせるためのICT機器の説明、最後に石崎さんから獣の解体の方法やジビエについて伺いました。
後半は車で移動し、まずは穂田さんの圃場にいる箱根で飼われていたイノシシ2頭を見学しました。体長が1年半でかなり大きくなることに驚きを感じました。その後、林道釜石線横のヒノキが植栽されている森に入り、鹿の噛み折りで先が折れて枯れているヒノキや、皮を食べられてしまい枯れた木などの被害を見学しました。また、その後和留沢緑地組合地内の森で、受講生一人ひとりがくくり罠を設置する体験を行いました。
鹿もイノシシも非常に数が増えているとのことで、捕獲できる人をもっと増やしたいという話をお聞きし、受講生も卒業後の活動を見据えることができた講座となりました。
前半は座学を実施し、まずは事務局の川島さんから鹿やイノシシによる獣害の様子や会の取り組みなどについて、お話を伺いました。次に理事長の穂田さんからくくり罠についての説明、会員の廣川さんから獣が罠に近づいたことを知らせるためのICT機器の説明、最後に石崎さんから獣の解体の方法やジビエについて伺いました。
後半は車で移動し、まずは穂田さんの圃場にいる箱根で飼われていたイノシシ2頭を見学しました。体長が1年半でかなり大きくなることに驚きを感じました。その後、林道釜石線横のヒノキが植栽されている森に入り、鹿の噛み折りで先が折れて枯れているヒノキや、皮を食べられてしまい枯れた木などの被害を見学しました。また、その後和留沢緑地組合地内の森で、受講生一人ひとりがくくり罠を設置する体験を行いました。
鹿もイノシシも非常に数が増えているとのことで、捕獲できる人をもっと増やしたいという話をお聞きし、受講生も卒業後の活動を見据えることができた講座となりました。
NPO法人おだわらイノシカネット事務局の川島さんによる講義
理事長の穂田さん(向かって左)から、くくり罠の仕組みについて説明を伺う
イノシシの鼻くくりの説明
捕獲した鹿の角 会員の石崎さん(向かって左)と廣川さん(向かって右)
箱根で飼われていたイノシシ
現場見学の様子
鹿が皮を食べたヒノキの被害の様子
鹿の噛み折り
くくり罠の準備
受講生によるくくり罠の設置
鹿やイノシシが足を置きそうな位置に設置します
どこに仕掛けてあるかわからないように土をかぶせて設置完了
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881