令和2年度 おだわら市民学校専門課程「自然を守り育てる」第8回を実施しました
第8回【令和3年4月17日(土)】
「小田原の自然を知る⑥~山の適切な管理・枝打ち間伐体験~」
おだわら市民学校専門課程「自然を守り育てる」の第8回目は、NPO法人小田原山盛の会 理事長 廣川 登氏や会員の方、総勢10名にお越しいただき、山の適切な管理・枝打ちについて学びました。本来なら久野地区の山中で体験してもらう予定でしたが、悪天候のため、生涯学習センターけやき内で体験可能なものを実施していただきました。
まず、紙芝居『森の今昔』が披露され、人々の暮らしの変化と共に、木の需要が減退していることが分かりました。また、枝打ちや間伐に用いる山仕事道具の紹介がありました。受講生は、チェーンソーの音を軽減するヘッドホン「イヤーマフ」を装着し、音の聞こえ方がどのくらい変わるかを聞き比べました。
次に、北山杉生産組合での「北山杉研修」に参加されたお話があり、挿し木、植林、下刈り、枝打ち、切り倒し、皮むき、磨き等、様々な作業、手間をかけて作った木材であっても、木材そのものの需要が減少していること、また木の生産者の担い手も減小しているという課題があることが分かりました。そのほか、具体的な資料の提示と共に、「シカ被害」、放置竹林の竹を利用した「竹苗ガード」、枝打ちや間伐の仕方について説明がありました。
最後に、山盛の会の方々に御指導いただきながら、受講生は実際にのこぎりで丸太を切ったり、竹を割いたりするなどの体験をしました。受講生からは、「実際に木を切るのは意外と楽しいです。管理となると大変な気がします。」といった感想がありました。
なお、講座終了後、受講生同士が声を掛け合い、連絡先を交換する姿が見られました。受講生仲間の今後の動きが楽しみです。
まず、紙芝居『森の今昔』が披露され、人々の暮らしの変化と共に、木の需要が減退していることが分かりました。また、枝打ちや間伐に用いる山仕事道具の紹介がありました。受講生は、チェーンソーの音を軽減するヘッドホン「イヤーマフ」を装着し、音の聞こえ方がどのくらい変わるかを聞き比べました。
次に、北山杉生産組合での「北山杉研修」に参加されたお話があり、挿し木、植林、下刈り、枝打ち、切り倒し、皮むき、磨き等、様々な作業、手間をかけて作った木材であっても、木材そのものの需要が減少していること、また木の生産者の担い手も減小しているという課題があることが分かりました。そのほか、具体的な資料の提示と共に、「シカ被害」、放置竹林の竹を利用した「竹苗ガード」、枝打ちや間伐の仕方について説明がありました。
最後に、山盛の会の方々に御指導いただきながら、受講生は実際にのこぎりで丸太を切ったり、竹を割いたりするなどの体験をしました。受講生からは、「実際に木を切るのは意外と楽しいです。管理となると大変な気がします。」といった感想がありました。
なお、講座終了後、受講生同士が声を掛け合い、連絡先を交換する姿が見られました。受講生仲間の今後の動きが楽しみです。
山仕事道具の紹介「鳶口」
「イヤーマフ」を装着する受講生
「北山杉研修」報告の様子
「シカ被害」の説明の様子
「竹苗ガード」の説明の様子
のこぎりで丸太を切る様子
「追い口切り」の位置を確認する受講生
「竹苗ガード」に用いる竹を割く様子
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881