令和2年度おだわら市民学校教養課程「二宮尊徳の教えを継承する」第12回を実施しました

第12回目【令和3年5月25日(火)】
「明治以降の報徳運動と実践者たち~福住正兄の事績をたどる~」

 おだわら市民学校教養課程「二宮尊徳の教えを継承する」の第12回目は、NPO法人小田原ガイド協会会長の堀池衡太郎氏を講師にお迎えし、「明治以降の報徳運動と実践者たち~福住正兄(まさえ)の事績をたどる~」というテーマで、箱根湯本周辺の散策を行いました。
 福住正兄は平塚の出身で、湯本の萬翠楼福住に養子に入り、道路など湯本の開発に貢献した尊徳翁の四代門人の一人。箱根湯本駅からスタートし、白石地蔵→あじさい橋→落合橋跡→早雲寺→熊野神社→萬翠楼福住 という行程で歩きました。
 最後の萬翠楼福住では、ご当主の福住氏から文化財にもなっている建物のご案内も含めて、中を見学させていただきました。透かしの柄の入ったガラスや大理石のように見せて作った漆喰の入り口、凝った桟など、今ではなかなか作ることができない当時の美しい建築を見ることができました。
白石地蔵

萬翠楼福住の外壁にも使われている凝灰岩に刻まれた白石地蔵

 
あじさい橋

あじさい橋を渡る

 
落合橋跡

落合橋跡で説明をするNPO法人小田原ガイド協会会長の堀池衡太郎氏

 
福住家墓

早雲寺にある福住正兄の墓所

 
福住

萬翠楼福住で、ご当主の福住氏から説明いただく

 
窓ガラス

萬翠楼福住のすかしの入った窓ガラス

 

おだわら市民学校

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。

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