令和2年度おだわら市民学校教養課程「二宮尊徳の教えを継承する」第11回を実施しました
第11回目【令和3年5月11日(火)】
「明治以降の報徳運動と実践者たち~戦時下の報徳運動・教育~」
おだわら市民学校教養課程「二宮尊徳の教えを継承する」の第11回目は、平塚市博物館学芸員の早田旅人氏を講師にお迎えし、「明治以降の報徳運動と実践者たち~戦時下の報徳運動・教育~」というテーマで行いました。
本来、尊徳翁は「自助」「共助」だけでなく「公助」の必要性(強者の責務も主張)も述べていたが、近代報徳運動の特質として、「公助(国家・公権力)」に対して要求する主体性をそぎ落としてしまったことがあり、国家的課題が軍国主義的なものでも、平和主義的なものでも何であれ、「報徳」で奉仕することが報徳運動の使命であるとして、報徳運動を広めていったという話を伺いました。戦時下の報徳運動が戦争に協力していったといわれる流れを、わかりやすく学ぶことができました。
次回は、この講座でも出てきた、尊徳翁の四大門人の一人である福住正兄(まさえ)について、箱根湯本を散策しながら学ぶ予定です。
本来、尊徳翁は「自助」「共助」だけでなく「公助」の必要性(強者の責務も主張)も述べていたが、近代報徳運動の特質として、「公助(国家・公権力)」に対して要求する主体性をそぎ落としてしまったことがあり、国家的課題が軍国主義的なものでも、平和主義的なものでも何であれ、「報徳」で奉仕することが報徳運動の使命であるとして、報徳運動を広めていったという話を伺いました。戦時下の報徳運動が戦争に協力していったといわれる流れを、わかりやすく学ぶことができました。
次回は、この講座でも出てきた、尊徳翁の四大門人の一人である福住正兄(まさえ)について、箱根湯本を散策しながら学ぶ予定です。
平塚市博物館学芸員 早田旅人氏
講座の様子
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881