令和3年度おだわら市民学校専門課程「サポートの必要な人を支える」第5回を実施しました
第5回目【令和3年11月15日(月)】
「支えること・できること(3)~養護学校の取り組みについて~」
専門課程「サポートの必要な人を支える」の第5回目は、神奈川県立小田原養護学校支援連携部長の三輪和子氏と交流係の山田里花氏のお二人を講師にお迎えし、「支えること・できること(3)~養護学校の取り組みについて~」というテーマで開催しました。
まず、三輪氏から、小田原養護学校の概要と、身体・知的・発達障害を中心に「障害とそのかかわり方」についてお話を伺いました。
小田原養護学校は、通学範囲が2市8町、学部は小学部から高等部までと、非常に幅広い地域と子どもたちを対象としているが、現在はより専門的対応が必要な障害者を受け入れ、基本的には障害者は地域の各学校で学び、その子どもたちや家族、先生方の相談機能を担う地域センター的な役割を果たしていくことで、子どもたちがより地域社会の一員として暮らしやすい環境を創っていくことに取り組んでいるというお話が印象的でした。
また山田氏からは、言葉をわかりやすく絵などでカードやボードに表して工夫している教材を紹介していただきました。目が見えない、耳が聞こえない子どもたちにもわかるように、形や音で時間割がわかるボードなどもあり、そのような物を作ったり、運動の時間に一緒に散歩に随行するボランティアも募集中とのことでした。受講生は養護学校について身近なものであるという認識と、ボランティアとして関われる施設であるという関心を持つ機会となりました。
まず、三輪氏から、小田原養護学校の概要と、身体・知的・発達障害を中心に「障害とそのかかわり方」についてお話を伺いました。
小田原養護学校は、通学範囲が2市8町、学部は小学部から高等部までと、非常に幅広い地域と子どもたちを対象としているが、現在はより専門的対応が必要な障害者を受け入れ、基本的には障害者は地域の各学校で学び、その子どもたちや家族、先生方の相談機能を担う地域センター的な役割を果たしていくことで、子どもたちがより地域社会の一員として暮らしやすい環境を創っていくことに取り組んでいるというお話が印象的でした。
また山田氏からは、言葉をわかりやすく絵などでカードやボードに表して工夫している教材を紹介していただきました。目が見えない、耳が聞こえない子どもたちにもわかるように、形や音で時間割がわかるボードなどもあり、そのような物を作ったり、運動の時間に一緒に散歩に随行するボランティアも募集中とのことでした。受講生は養護学校について身近なものであるという認識と、ボランティアとして関われる施設であるという関心を持つ機会となりました。
神奈川県立小田原養護学校支援連携部長 三輪和子氏(向かって右)
神奈川県立小田原養護学校交流係 山田里花氏
子どもたちにわかりやすく伝えるために工夫された教材
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881