専門課程「子どもを見守り育てる」の第8回目は、「子育て中の保護者をサポートする(1)～様々な子育て支援機関における取り組みを知る～」をテーマに、3人の講師をお招きし、お話を伺いました。
まずはじめに、小田原市内にある4つの子育て支援センターのうち、マロニエ、いずみ、こゆるぎの各子育て支援センターを運営する、有限会社ぎんが邑RIV総合研究所　川本桂子氏から、マロニエ子育て支援センターの活動紹介、相談へのサポート事例報告をいただきました。地域でつながる子育て支援の輪が広がるよう活動されているのが印象的でした。
次に、小田原市のファミリーサポートセンターを運営するNPO法人mama's hug理事　山本加世氏から、お子さんの一時預かりを援助するファミリーサポートセンターの仕組についてお話を伺いました。「おねがいさん」という依頼会員と、「おたすけさん」という支援会員の相互援助を円滑に行うことに加え、支援センターでの説明会や子育てに関するフォローアップ研修や救命救急講座の実施などについても伺いました。
最後に、上府中地区　主任児童委員　和田とし江氏から、平成22年に立ち上げた「子育てひろば」について、その経緯や広報活動、活動の様子、地域ぐるみの子育て支援などのお話を伺いました。安心で安全な子育て環境を目指すことについて、考える機会となりました。

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。