教養課程「郷土の魅力を知り伝える」の第11回は、市立中央図書館　学芸員　山口博さんと、白政晶子さんをお招きし、「小田原を愛した文学者～文学館・白秋童謡館見学～」をテーマに、小田原文学館と白秋童謡館を案内していただきました。
まず、小田原文学館の外装の説明がありました。当時の写真を元に、鎧戸や柵に塗られている色をカラー分析して復元されたという色は、目に鮮やかな青緑色で印象的でした。入館し、第一展示室で小田原の文学碑、貴重資料特別公開、北村透谷についてご案内いただきました。次に、第二展示室では、尾崎一雄と川崎長太郎について、第四展示室では、多彩な小田原出身の文学者について詳しくお話を伺いました。本館展示と施設見学の後、庭園や文学碑、尾崎一雄邸の見学をしました。そして、白秋童謡館に移動し、北原白秋の童謡創作活動についての説明を聞き、2階での北原白秋ビデオ視聴をしました。最後に、1階でまざあ・ぐうす翻訳についてのお話を伺いました。
小田原出身やゆかりの文学者を身近に感じ、また、登録有形文化財に登録されている建造物の美しさにも触れました。

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。