教養課程「郷土の魅力を知り伝える」の第5回は、NPO法人小田原ガイド協会の富澤節子さん、橘川健人さんに小田原城総構をご案内いただきました。小田原城総構とは、天下統一を目前とした豊臣秀吉の攻撃を防ぐために、北条氏が築き上げた防衛ラインで、今回は総構の山側を中心に歩きました。JR小田原駅西口を出発したあと、大稲荷神社から城下張出、山ノ神堀切、稲荷森へと尾根伝いに巡り、小峯御鐘ノ台大堀切を通って、三の丸外郭新堀土塁までの約5キロを散策しました。
小峯御鐘ノ台大堀切の東堀では、受講生は堀底を歩くことで、堀の高さや急なのり面を目の当たりにし、総構を築き上げた北条氏に関心を示していました。

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。