令和3年度おだわら市民学校専門課程「自然を守り育てる」第2回を実施しました
第2回目【令和3年9月25日(土)】
「小田原の自然を知る(2)酒匂川の生態系について~地域循環~」
専門課程「自然を守り育てる」の第2回目は、酒匂川漁業協同組合事務所にて、「小田原の自然を知る(2)酒匂川の生態系について」をテーマに座学と酒匂川漁業協同組合の施設見学、アユの放流体験を行いました。
まず、小田原市の水産海浜課 見坊俊明さんから、本講義の趣旨と、川の環境を守る内水面漁業協同組合の役割について説明がありました。次に、神奈川県水産技術センター内水面試験場 主任研究員 工藤孝浩氏から、アユの生態と酒匂川の魚類について、アユの成長が分かる写真や、川から海へと遡上する時期やその数が分かる図、実際に確認された魚類の写真など、分かりやすい資料を提示していただきながらお話を伺いました。酒匂川には、ペット由来の外来種が少なく、本来の生態系が守られているというお話が印象的でした。
さらに、酒匂川漁業協同組合 組合長 篠本幸彦氏から、酒匂川の特徴や酒匂川漁業協同組合の活動について詳しくお話を伺いました。酒匂川がアユ釣りの聖地・渓流魚の釣りが楽しめる川であることが紹介されました。組合の活動として、川を守るために、川の環境保全、魚の育成、地域住民との交流を地道に行っていることや、川に堆積する土砂管理の課題等が分かりました。
最後に、受講生は青空の下、施設見学やアユの放流体験をしました。アユは養殖と天然では、エサが違うので、匂いが違うという説明を受け、受講生はアユの匂いを確認してから放流しました。
受講生は酒匂川の良さを守るための課題を知り、「自分のできることから参加したい」という思いを持ちました。
まず、小田原市の水産海浜課 見坊俊明さんから、本講義の趣旨と、川の環境を守る内水面漁業協同組合の役割について説明がありました。次に、神奈川県水産技術センター内水面試験場 主任研究員 工藤孝浩氏から、アユの生態と酒匂川の魚類について、アユの成長が分かる写真や、川から海へと遡上する時期やその数が分かる図、実際に確認された魚類の写真など、分かりやすい資料を提示していただきながらお話を伺いました。酒匂川には、ペット由来の外来種が少なく、本来の生態系が守られているというお話が印象的でした。
さらに、酒匂川漁業協同組合 組合長 篠本幸彦氏から、酒匂川の特徴や酒匂川漁業協同組合の活動について詳しくお話を伺いました。酒匂川がアユ釣りの聖地・渓流魚の釣りが楽しめる川であることが紹介されました。組合の活動として、川を守るために、川の環境保全、魚の育成、地域住民との交流を地道に行っていることや、川に堆積する土砂管理の課題等が分かりました。
最後に、受講生は青空の下、施設見学やアユの放流体験をしました。アユは養殖と天然では、エサが違うので、匂いが違うという説明を受け、受講生はアユの匂いを確認してから放流しました。
受講生は酒匂川の良さを守るための課題を知り、「自分のできることから参加したい」という思いを持ちました。
水産海浜課 見坊俊明氏による説明の様子
神奈川県水産技術センター内水面試験場 工藤孝浩氏によるzoomでの自己紹介の様子
酒匂川漁業協同組合 組合長 篠本幸彦氏の講義の様子
酒匂川漁協の施設見学の様子
アユの雄と雌を見分けている様子
アユを放流する様子
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881