令和4年度おだわら市民学校専門課程「地域の文化力を高める」第12回を実施しました
第12回【令和4年11月20日(日)】
「彫刻にふれる~野外彫刻鑑賞(手でふれる鑑賞)とメンテナンス体験」
専門課程「地域の文化力を高める」の第12回目は、「彫刻にふれる~野外彫刻鑑賞(手でふれる鑑賞)とメンテナンス体験」をテーマに、上府中公園で開催しました。
まず、小田原球場会議室にて、文化政策課 諸星正美さんから、小田原市の野外彫刻あゆみ、役割、現状と課題について伺いました。次に、国立民族学博物館 准教授の広瀬浩二郎氏から、「手でふれる鑑賞法とユニバーサルミュージアムについて」と題して、見る鑑賞とふれる鑑賞の違いや、メンテナンス体験を通して、彫刻と自分がつながっている意識を大切にするという視点をお話いただきました。そして、東海大学ティーチングクオリフィケーションセンター 准教授の篠原聰氏と野外彫刻調査保存研究会の高嶋直人氏から、実際のメンテナンス作業の概要について説明がありました。
講義の後、外へ移動し、野外彫刻「北へ・・・」と「卵を生む家」の2作品のメンテナンス体験に取り掛かりました。作業開始に先駆けて、彫刻メンテナンス作業チェックシートの項目順に、作品の汚れ具合や傷等の状態を確認しました。受講生が作品に直接手をふれて鑑賞しつつ、ブラシを手に洗浄液で汚れを落としました。洗剤を洗い流しながらも、水が流れる様子を鑑賞し、ただ見るだけとは違う鑑賞ができました。
昼休憩をはさみ、午後予定されていたワックスがけは、雨天により中止し、室内での座学となりました。高嶋氏からワックスがけの説明をいただいたり、広瀬氏から「彫刻のさわり方の心技体」を伺ったり、篠原氏から二宮駅の少女像や、平塚市美術館内の作品等の「洗ってさわって彫刻鑑賞」について資料とともにお話を伺ったりすることで、ふれる鑑賞についての思いが深まりました。
まず、小田原球場会議室にて、文化政策課 諸星正美さんから、小田原市の野外彫刻あゆみ、役割、現状と課題について伺いました。次に、国立民族学博物館 准教授の広瀬浩二郎氏から、「手でふれる鑑賞法とユニバーサルミュージアムについて」と題して、見る鑑賞とふれる鑑賞の違いや、メンテナンス体験を通して、彫刻と自分がつながっている意識を大切にするという視点をお話いただきました。そして、東海大学ティーチングクオリフィケーションセンター 准教授の篠原聰氏と野外彫刻調査保存研究会の高嶋直人氏から、実際のメンテナンス作業の概要について説明がありました。
講義の後、外へ移動し、野外彫刻「北へ・・・」と「卵を生む家」の2作品のメンテナンス体験に取り掛かりました。作業開始に先駆けて、彫刻メンテナンス作業チェックシートの項目順に、作品の汚れ具合や傷等の状態を確認しました。受講生が作品に直接手をふれて鑑賞しつつ、ブラシを手に洗浄液で汚れを落としました。洗剤を洗い流しながらも、水が流れる様子を鑑賞し、ただ見るだけとは違う鑑賞ができました。
昼休憩をはさみ、午後予定されていたワックスがけは、雨天により中止し、室内での座学となりました。高嶋氏からワックスがけの説明をいただいたり、広瀬氏から「彫刻のさわり方の心技体」を伺ったり、篠原氏から二宮駅の少女像や、平塚市美術館内の作品等の「洗ってさわって彫刻鑑賞」について資料とともにお話を伺ったりすることで、ふれる鑑賞についての思いが深まりました。
文化政策課 諸星正美さん
国立民族学博物館 准教授 広瀬浩二郎氏
東海大学ティーチングクオリフィセンター 准教授 篠原聰氏
野外彫刻調査保存会 高嶋直人氏
メンテナンス事前チェックの様子
洗浄の様子 1
洗浄の様子 2
洗剤を洗い流す様子
きれいになった彫刻
ワックスがけの説明の様子
室内での講義の様子 1
室内での講義の様子 2
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881